4〜北山side〜 ページ5
仕事が終わり、
『 おーい!みつー!ご飯食いに行こー!』
でっかい声で叫んでるのは二階堂
俺はキスマイのメンバー
いちおうアイドル笑
『わりぃー今日は雨だから帰るわー』
『 了解ー!』
あー雨かぁー
雨の日は憂鬱
なんとなく
理由はないけど
コンビニ行こうと珍しく歩いてると人にぶつかる
『 すみません!前みてなくて!大丈夫ですか?』
声をかけるとやばい
すげー美人
傘もってなくて濡れてるし、酔っ払ってるのかちょっとトロンとした瞳
『 大丈夫です。すみません…』
なんかほっとけなくて屋根ある人があまりいないとこでタオルで拭いてあげる
今にも壊れてしまいそうな彼女にドキドキしてる
でも気づいてしまった
手を握ったときに左手の薬指に指輪があることを
人妻じゃん
でもほっとけなくてタクシーで家まで送る
ペンある?って彼女の手のひらに番号をかく
見送って
何やってんの、俺
でも彼女に出会えた雨の日を少し好きになれた
次の日仕事の待ち時間に昨日のAさんに電話してみる
出てくれた
少し話をして楽屋に戻ると
『 なんかおみつ機嫌いいね〜なんかいい事あった〜?』
玉は鋭い
『 なんもないよー』
玉森『 ご飯いこ♡みつのおごりね♡』
『わーったよ!』
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作者名:Yuzuki | 作成日時:2019年4月12日 10時