幸せ ページ12
ななもりside
俺が中３の時。
退助さんの容態が急変したと聞いて、みんなで病院に行った。
今日は退助さんはベッドで寝ていた。
俺が椅子に座ると退助さんは目を開けた。
退「Aは……？」
な「飲み物を買いに行ってますよ。」
退「そうか………俺は……もうすぐ死ぬだろう………だから………
お前達がAを守って、幸せにしてやってくれ
これが最後の……組長命令だ」
そう言って退助さんは笑顔で俺の頭に手を乗せた。
みんな泣いている。
「「「「「「「了解しました。」」」」」」
さ「何があっても守る。」
こ「命をかけてでも。」
莉「絶対幸せにするよ。」
る「毎日笑顔にする。」
ジ「Aの幸せと命は必ず守るで。」
な「命をかけてでも必ず、果たしてみせます。」
退「それでこそお前達だ」
ガラガラガラ
『おじいちゃん…………』
退「…後でみんなにちゃんと話すんだぞ？秘密にされると心が苦しくなる。」
『うん…』
退「無理するなよ」
『うん……』
退「それから…………
幸せになれよ」
『……泣かないって決めてたのに………これじゃあ泣いちゃうじゃん……おじいちゃんのばかぁ…！うわぁぁぁん』
Aは退助さんに抱きついて泣きじゃくっていた。
それを見て俺らがもらい泣き。
その日。
退助さんは亡くなった。
最後まで笑顔でカッコいい人だった。
俺の憧れの人となった。
いや、なっていたな。
俺は組長となって一番上になった。
勉強との両立が大変だったけれど、退助さんとの約束を思い出せば、頑張れた。
みんなも練習や特訓にいつも以上頑張っていた。
Aはあの後みんなに祖父だった事、家の事情を話していた。そして、一番頑張っていた。苦手な組み手にも自分からやっていた。
だから俺は言った。
手加減なしと。
本当に強くなったね。
みんな、A。
な「ん…………あれ…今何時だ………」
こ「あ！なーくん起きた！！」
る「ほら、やっぱり起きちゃったじゃないですか！」
莉「そーだそーだー」
さ「お前らもうるさかっただろw」
ジ「……なぁ…まずなーくんに謝ろーや。ごめんな、なーくん。」
な「え………？」
なんで俺謝られてんの？
みんながいるって事は昼休みか。
軽く1時間は寝たからスッキリしたわ。
な「ん〜！よく寝れたぁ…」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
最近切り悪くてすみません！
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きぃ - 主人公の通知表の数学が気になるw (2021年4月6日 12時) (
レス) id: 49211db295 (このIDを非表示/違反報告)
鈴夏。(プロフ) - レイさん» コメありがとうございます！『うぇん…が、頑張る…』← (2021年3月31日 17時) (レス) id: 2b5057c6fb (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 小学生だから数学ないけど頑張って！！ (2021年3月31日 17時) (レス) id: e54bc9ab46 (このIDを非表示/違反報告)
鈴夏@推しを笑顔に(プロフ) - 暇くまさん» コメありがとうございます！え、私ですか！？あ、ありがとうございます笑これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2021年1月16日 14時) (レス) id: 2b5057c6fb (このIDを非表示/違反報告)
暇くま - 話とても面白かったです！あと作者さん可愛すぎません (2021年1月16日 8時) (レス) id: af8853b21b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴夏 | 作成日時：2020年5月28日 13時
