【ヒプマイ】ハマの姐さん

十四 ページ16

一郎side

あぁーあ 振られちまった
結構 姐さんが手をとってくれると思ってたんだけどな

でも多分俺の手をとった姐さんは俺が愛してる姐さんじゃない気がする

ヨコハマで ヤクザの姐さんで 左馬刻を誘った人で 慕われる人で 全てを魅力する人
それが俺の大好きな姐さん

ヨコハマから離れて大好きな人達から追いかけ回されて 捕まったら殺されるなんて事になったら姐さんは多分変わってしまう

それなら俺の手なんかとらなければいいと思うけど欲しかった 心の底からあの人が
けどあの人は俺の目をみて 真っ直ぐに
貴｢でも･･･私にはヨコハマと言う居場所があの子を拾った時からの覚悟がある だからと言って左馬刻の手をとるつもりもありません！ 確かに皆が好き 大好きよ だからこそ私は一郎くんの手もとれないし左馬刻の手もとれない
生憎と貴方が好いてくれた女はこんなに最低なのお嫌いになったのなら結構でしてよ？フフ｣

なんて最後はニヤリと笑いながら
そんな顔にすら心が揺れるのは惚れた弱みと言う奴か？

俺の一世一代の告白は振られ
二郎や三郎には見られて(空気を読んで部屋に行ってたらしい)

結果を知ってからは拙いながらも慰められ
これからはもっとアピールして落してやればいいと言われ

まぁ 山田家は姐さんガチ推し勢で同担拒否ですから

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