十一 ページ13
左馬刻side
今回 ヘマしちまったのがこんな事になるなんて思わなかった
頭や部下の奴ら 銃兎にすら心配の
それに姐さんにだって泣かせちまったし
車を走らせてる間にあの人から
誓って欲しいと言われて 運転しながらも
横目でチラッと見てみると
窓から外の景色を見ながら
静かに綺麗な両目から涙を流していた
今更だし 俺様らしくもねぇが
後悔した
俺の今の立場も 周りの人間の事も考えなかった
そんな事全く考えてすらなかった
無理してるのか 少し震えるのを抑えた様な声で
簡単でしょう？と言ってくる
少しクシャっと歪めた顔が窓に反射してる
そんな顔させてぇ訳じゃない
俺を
それなのに入りたては怪我ばかりしてた
俺様だって歳を重ねて 立場が上がって 慕ってくれる奴が出来て
そのうちに見失ってたみたいだ
左｢無理かもですね 今だって姐さんを泣かしちまってるし｣
貴｢あら？左馬刻 気付いてたの？酷いわぁ 乙女の顔を覗き見だなんて色男がする事ではなくってよ？｣
そんな時でも姐さんは無理した様に笑って言う
それでも目から零れ落ちる涙は止まらない
貴｢ねぇ 左馬刻 私ね貴方が怪我したと聞いてとっても怖かったの 貴方が私の元からいなくなってしまうんじゃないかと思って それと共に悲しかった 私がそうさせてしまったんじゃないかと思ったの｣
貴｢ごめんなさいね 左馬刻｣
俺がそんな顔をさせちまってる事のショックと後悔
俺達はそれからは何も話さなかった
姐さんの家に届けて それから俺も帰る
けどこれだけは許して欲しい
泣いてる女の泣き止ませ方なんて知らねぇんだよ こっちは
それにこんな狡いやり方だけど
左｢姐さん！｣
貴｢なn｢chu 俺は貴方が好きです それだけは覚えておいて下さい それじゃ｣へ？ え？｣
足早にその場から立ち去る
顔は赤くなってないだろうか
急いで車に飛び乗る バタンと扉を閉めてからハンドルに縋る
めっちゃ顔暑い 恥ずかしい
俺姐さんにとうとうしちまった 俺は初めてじゃねぇけど 姐さんは初めてだったら嬉しいな
そんな女々しい様な事を思いながら夜のヨコハマでかっ飛ばした
ラッキーアイテム
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あずきいろ
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橋本アリィちゃん(プロフ) - 佐馬刻様が敬語使ってるのが新鮮過ぎて面白かったです！もしもまだ続いてるようであれば、続きを全力待機してます！(≧∇≦)b (2021年9月28日 0時) (
レス) @page17 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
たて(プロフ) - 27歳で膝上丈で白ニーハイはちょっとイタイですね… (2019年2月17日 3時) (レス) id: dfcabaadbd (このIDを非表示/違反報告)
SHIGURE55055527(プロフ) - こんばんは、小説読ませて頂きました。「昼食食べるのに勿体ないのだわ」とありますがないのだわって日本語になってない気がします。こんな事を言って申し訳ございません！ (2018年10月29日 22時) (レス) id: 5e09944bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華千夜 | 作成日時：2018年10月28日 1時
