トリップしたら推しが囚人って聞いてないんですが！？2 (ページ9)

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冗談と言ってほしいページ9

私は食堂に歩く

きっと、まだ皆は食堂にいるはず………

クロス「あ！Aさん！おはようございます！」

マーダー「おはよー」

キラー「Aちゃん、おはよー！！」

ホラー「おはよう」

ラスト「おはよ～♪」

いつもの景色

いつもと違うのは私の気持ちかな

A『皆、話があるの』

皆が不思議そうな顔をする

クロス「どうしたんですか？そんなに改まって……」

ホラー「珍しいな」

マーダー「なんかあったのか？」

ラスト「例えば？」

キラー「私、今日死ぬかも～とか？w」

A『うん、そうだよ。今日、死ぬかも』

5人「え？」

皆の顔が変わる

さっきまで明るかった食堂は静まりかえってる

キラー「も、もー！そういう冗談はやめてよー！w」

マーダー「そうだぞ？w」

クロス「もー………一瞬ドキッとしましたよ？」

ホラー「お前もジョークを言えるようになったんだなwww」

やっぱり信じないか…………

ラスト「本当に冗談なのかしら？
Aちゃんは、ふざけててもそういうことは言わない子よ？」

ラスト君…………

ラスト君の手を見ると握っている手から赤いものが流れ出てた

それが何なのか………それはすぐわかる

血だ

ラスト君が手を強く握ってるせいで手が切れたんだ

なのに、ラスト君は余裕そうな顔をしてる

A『ラスト君、手………手当てするよ』

ラスト「大丈夫よ、これくらい……それよりも抱き締めてほしいわね」ﾆｺ

ラスト君…………

マーダー「なぁ、A。冗談だよな？そうだろ？そうだと言ってくれ！お願いだ！」

マーダー君が肩を掴んでくる

キラー「マーダー！」

マーダー「冗談って言え！A！お前まで俺から離れるのか！？」

ｯ………マーダー君、掴む力が強いよ………

ホラー「落ち着けマーダー！Aが怪我する！」

マーダー「ｯ………なんでだよ……なんでお前が死ぬんだ………」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

マーダー君は泣き出しその場にヘタりこんだ