[刀剣乱舞]旦那呼びしたった[短編集]

数珠丸恒次 ページ3

青江さんが極修行に出ており同じ刀派の数珠丸さんは一人で寝ることになっている。


寂しくないかな？
大丈夫かな？

こんな思いから数珠丸さんにちょっかいかけることにした。というか、もう、スタンバイしてる。

青江派の刀の部屋(太郎太刀は次郎ちゃんと寝ていていない)に布団を二枚しいて寝てる。お布団をぴったり隣にして数珠丸さんが来るのを待ちながら。

待機してると、早速きてくれた。





「……何故ここにいるのですか」

「数珠丸さん、寂しくないかなって思って、せっかくだから、ほら。夫婦ごっこしようかなって思ったの。夫婦が夜にすることは何か？

ってかまぁ私ができるのは、普通に！寝るだけ
だけど。夜の夫婦の営み的なものは一切できないけど....

めっちゃ嫌な顔してる？」




「いえ、お引き取り願おうと思いましたが私のことを思ってくださってるのであればお言葉に甘えようかと。夫婦ごっこですか。また面白いものを思いつくのですね。」



「でしょうでしょう！」


「ですが夫婦なら一枚の布団で寝たほうが良いのでは？」



「でしょうでしょ....うぅん、うん？

もっかい言って？」


「夫婦なら、一枚の布団で寝るべきでしょう」


求めるレベルが高い




「……え、いいの？数珠さんいいの？」



「構いませんよ。私が今そちらに向かいます」


私が超・丁寧に引いてあげたお布団を一枚片付けられ、私が今寝てる布団の、掛け布団をめくられた。髪をまとめた数珠丸さんは私の隣に腰を下ろしたかと思えば、すぐ横になり、添い寝してくれる。




「……おやす、A......」


「えっ、あ、はい
お、やすみ、です」


一瞬で彼は寝落ちした。
何だ今の



こうして数珠丸さんがせっかく添い寝してくれたのに私は布団にこもるあつさに耐えれず布団を一枚引いて隣の布団で寝た。

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