薬研藤四郎 ページ11
「……薬研、話があるんだけど。」
ん？と、綺麗な薄ピンクの目は私をみつめる
「どうした大将。珍しいな、あんたから、話しかけるなんて」
「まぁいいでしょ。気が変わったの。」
私は、薬研が好きでない。
他の本丸からキャーキャー言われてる
胸焼けするような台詞を吐くイラストも多い
なんか、嫉妬してるんだと思う。
まぁそんな私も嫌い。
「廊下で、話してもいいのか？」
「全然いいよ。実は私薬研のこと好きになりつつあるの。ちょっとだけ。、それで、せっかく出しもっと、好きになりたくてさ
なんだかんだで、家族だもん。
都合良いいことばっかり言っててごめんね」
「…あぁわかった。俺は何すりゃいい？」
「まぁここで、できないから、部屋で」
ひたひた、冷たい廊下を裸足で歩く
後ろからついて来てくれてる。
薬研藤四郎はすき
薬研くんは嫌い
自分は大嫌い
なんで優劣つけるんだろ
平等に愛せないんだろう
お風呂上がりの身体は重くてだるい
会話はない、気まずい。でも部屋に着く
「失礼する。」
「どうぞ」
月明かりが部屋にさしこむ
部屋に二人の影ができる
男と、女の影
「あんたの部屋ってことは、よほどのことなんだな。それに俺と一対一だ。大将、話してくれ。どうしたんだ、急に」
「自分でもわかんない、でも、なんか、君のこと普通に好きになりつつあって、
夫婦ごっこ、してください。」
添い寝に誘うつもりで、布団をひく、それもばさばさ音を立てながら。
とりあえず、枕を二つ、予備用のを置いて布団に座って、寝転ぶ。
「きて、薬研」
布団は半分使って、半分あけてある。
ポスッポスッ、なんて間抜けな音だして、隣においでと誘い込む。彼も隣に来てくれる。
体を横向けにして、薬研の顔を見る
足が当たっても気にしない
じーっと、ただ顔を見る。
「よくみたら、綺麗な顔してるな。」
「君の方こそ」
そんな会話しかできないけど
戦国の夫婦なんてそんなもんでしょう
月に照らされながら、その後普通に寝た。
朝隣に薬研くんは居てくれて
「おはよ、ダーリン」
なんて言ってみたら
「……あぁ、はよ..」
返事をくれた。
今まで嫌いな刀を、人を。
好きになるのは怖くないかもしれない
徐々に好きになれればいいな。
憂鬱な朝
少し今日は朝からなごんだ。
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猫凪(プロフ) - おてぎねと日本号をリクエストします！ (2019年7月4日 0時) (
レス) id: dff153e4a1 (このIDを非表示/違反報告)
とんこつ猫(プロフ) - 璃月さん» 一年近く更新していないのに・・・() リクエストありがとうございます、了解しました！ (2018年12月26日 9時) (レス) id: 434724ccf0 (このIDを非表示/違反報告)
璃月 - 可愛くてすきです！！あと、リクエストいいでしょうか。日向正宗をお願いしたいです！ (2018年12月24日 10時) (レス) id: 32836025e5 (このIDを非表示/違反報告)
逆巻ミィ(*_-∀-_*) - とんこつ猫さん» んんー！やはりかわゆすっ！皆大好きだよー！！！(*´д`)ﾊｧﾊｧ(((殴 ごめんなさい (2017年11月25日 17時) (レス) id: f436343b97 (このIDを非表示/違反報告)
アゲハ(プロフ) - ありがとうございます！！ (2017年11月25日 16時) (レス) id: 5c06d7bed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とんこつ猫 | 作成日時：2017年8月15日 17時
