STAGE～私は君を見つけます～ (ページ8)

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TEST as LIVE～届かなかった歌声～ページ8

『WING in SIDE』
作詞:YOSI 作曲:SEI

明日を見ないふりして
明日を待ち望んでた君は
何色の空を待ってるんだ？
できるなら僕が叶えてやるよ

一人悩み泣いていた君を知っているんだ
一人で抱え込んだってなにも意味はないんだって
言ってやりたいんだ

でも僕は君になにをしてやれるんだって
悩み悩んでそれでもきっと
何もしてやれないだなんて答えが
僕の心から消え失せたのか

明日を見ないふりして
明日を待ち望んでた君は
何色の空を待ってるんだ？
叶えられない夢の色物語でも
できるなら僕が叶えてやるよ
Ah... I'll grant！

僕は君の夢を叶えることは出来のかだって
悩み悩んでそれでもきっと
何もしてやれないだなんて答えが
僕の頭から消え失せたんだ

Hello僕の夢いや君の夢
叶えてやるさこれは僕の夢でもあるんだ
勝手に言ってるだけだけどさ
僕は君を無視なんかできないんだよ

明日を見ないふりして
明日を待ち望んでた君は
何色の空を待ってるんだ？
叶えられない夢の色物語でも
できるなら僕が叶えてやるよ
Ah... I'll grant！

一人悩み泣いていた君に話しかけた
一人で抱え込んでた君を助け出したんだ
言ってやりたいんだ

「君はひとりじゃない」

明日を見ないふりして
明日を待ち望んでた君は
何色の空を待ってるんだ？
叶えられない夢の色物語でも
できるなら僕が叶えてやるよ
Ah... I'll grant！

・・・

MYOは、スカブルの心を一切分からぬまま、『WING in SIDE』を歌いきった。
全てをやりきったつもりでいるユイは、ふとスカブルの表情を睨みつける。
よく見ると、ため息をしているヨシや、やれやれというポーズを取っているその他メンバーが見えた。
──どういうこと...？ちゃんと...歌いきったはずよ...!!届かなかった...？聞こえなかったの...？
「明日を見ないふりして！明日を待ち望んでた君は────」
「もう辞めてくれるかな、ユイ」
もう1度歌わなきゃと思い込んだユイは、即座にそう叫び出す。
だが、そのめちゃくちゃな歌声がライによってブツリと切れる。
「あっ....どっ...どう....っ」
どうして？と聞きたいのだが、思ったより声が出ない。
「無理しないでって言ってるの。あなたは、いい声をしているわ」
「なら...ど...どうして、そんな....顔をしてるんですか.......」
今にも泣きそうな声で、ユイは問う。
「さぁね。私じゃわからない。あとは3人に聞く事ね。あと私以外のスカブルメンバーに」