私のOppa...。＊DH４

お互いが求めてる ページ18

「先に少しだけ早く起きるんだ。それでさ、寝てるAの髪の毛掻き分けて、よくおでこにキスしてた」



さらけ出したままの肩をオッパの手がスルスルと滑り落ちると、素肌の背中にキスがたくさん降ってくる。



「ふふ(笑)」



くすぐったくて少し身をよじった。


それを捕らえようとオッパの腕が伸びてくるのをスルッと抜けてオッパの胸に飛び込んだ。




「…私もさっき同じこと思い出してた」

「そうなんだ」



またオッパからの優しいキス。




「もう昔の話なのにね。俺がソウル来てからは何年も会わなかったのに 」




本当に。

オッパが研修生になるためにソウルに引っ越して行ってからあの日まで全然会わなかったのに。


いつの間にか私もその世界に身を投じていて。



そして必然のようにお互いが求めてる。




「俺さ…事務所には本当に感謝しているよ」

「うん」

「でもさ、今回は従わないから」



ギシッ…


ベットに両腕を抑えつけられた私は、オッパからの次のアクションを待つ。





「もうAのこと、隠すつもりない。…いい？」





私を見下ろすオッパに、

私は心の奥底から疼いた。

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