それスノ〜キャンプ〜 ページ21
深「もち〜」
「ねぇ、ふっかも翔太も
暑いんだけど！！」
そう言ってもちは
まとわりついている
ふっかさんとしょっぴーを
えいっと引き離す。
深「俺ら虫苦手なの知ってるくせに！」
渡「くせに！！」
「ねぇ〜、めめこの人たちうるさい！」
私も虫得意じゃないわ！
なんて笑ってるもち。
目「でも意外と平気そう？」
そう言って手に持っていた
トンボをもちの目の前に持っていけば
ピキーンともちは固まった。
深「むりむりむりむり。俺マジでむり」
そう言ってそっとその場から立ち去る
ふっかさんとこちらの様子を伺うしょっぴー。
目「大丈夫だよ？
トンボは、羽を持てば飛ばないから
怖くないよ？」
持ってみる？ともちに聞けば
もちは瞳を揺らしながら
少し興味はあるようだった。
、、逃げ惑う2人よりは
もちの方が度胸がありそう。
目「ここ、そう。
そ〜っと持ってね？」
「こ、、、こう？？
え、めめ？！こう！？」
渡「ええええ！！！
もち、虫持ててるじゃん！！！」
目「あ、持ててるじゃん！
すごいすごい！！」
「これいけてる！？
なぁ、いけてるん！？」
不安そうに叫んでいるけど
もちはちゃんと持ててるし
虫は意外と平気そう。
目「もち〜そこのバッタ
捕まえてみる？」
「、、やってみる！」
俺の隣にぴったりとくっつきながら
虫を探すもんだから
後ろの2人からの視線が痛い。
目「あ、セミ？」
そう言って俺が近付けば
そのセミは飛び立ち。
もちの肩にぴたっとくっついた。
「、、め、、、めめ、、、
めめっ！！助けて！！」
涙目で動くことも出来ず
目線で助けて！と訴えてくるもち。
目「なんで笑
もち触れるでしょ？」
「むり、、セミは無理。
こわい、こわい、！！！」
そう言ったもちの肩で
セミがジジジと音を立てる。
声にならない悲鳴をもちが上げれば
俺の方にもちが飛び込んできた。
目「うわっ！！」
「無理無理！！ほんと無理！ほんとだめ！！」
ギリギリのところでもちを受け止めて
尻もちをついた俺に抱きついて
少しブルブル震えているもち。
後ろでは2人が
近すぎるぞ！！！
なんて声を上げてる。
目「ごめんね。
嫌がってるもちが可愛いくていじわるしちゃった」
「怖かった、、、」
そう言って泣きそうなもちの肩から
セミを取って虫かごに入れる。
目「もう大丈夫だよ」
そう言って頭を撫でれば
もちは安心したように笑った。
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あやぴ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！これからも面白い作品が書けるように頑張りますね！ (2021年9月9日 5時) (
レス) id: 75675802ab (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年9月8日 12時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやぴ
| 作成日時：2021年9月7日 1時
