2話 ページ2
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『ただいま』
「おかえりー」
私の家は比較的お金持ちで、家も普通に大きい。
私は自室に入って、すぐさまLINEをチェックする。
いつも樹くんは家に着いたらすぐLINEをくれる。
だから私もそれをいつも待っている。
それが私のルーティーン。
樹くんは私の初めての彼氏だから、何もかもが初めてだし、
何をするにも緊張してるけど、バカみたいだけど、楽しい。
一息ついてベットに横たわるとあることに気づいた。
『あ、そういえば樹くんに借りたボールペン返してない、』
私は今日ボールペンを忘れてしまい、それに気づいた樹くんはスッとボールペンを貸してくれた。
返しにいくのは別に明日でもいいんだけど、
今返しにいくことでもう一回樹くんに会えるって思ったら、今返しに行きたくなった。
私はすぐにボールペンを握って、家を出て、走った。
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田「おつー、ああ、さっき送って来たとこだよ」
走ったおかげでまだ歩いてる樹くんに追いついた。
樹くんは誰かと電話をしているみたいだから、電話が終わるまで話しかけるのを待った。
田「え？wあーー、そうそうあの子だよっww二ヶ月ぐらい前から付き合ってる子ね」
田「なんか帰る時にいつも手を繋いでやってんだけどさ、いっつも手汗やばいし、にやけてるしさー、まじでウケんだけどwww」
田「付き合ってる理由？…まあ、あいつん家金持ちだからじゃね？金あったほうがいいじゃんwいつも奢ってくれるしw」
田「あー、なまえ？…Aちゃんだよw苗字は忘れたけどw」
田「まあ俺本命いるし、とりあえず金蔓として付き合ってっからさ、別に好きとかねえよw」
田「あ、ごめん、本命来たから切るわーwじゃあなー」
頭がガツンと何かに殴られたように痛い。
前に歩いている樹くんから出てくるあの言葉を受け止められない。
樹くんは一体何を言っているんだろう。
私には理解ができない。
あれ、私って浮気されてる立場なの？
何もかもが衝撃すぎて、涙も出てこない。
「あ！遅いよ樹ーーー！」
田「ごめんってw唯香！」
え、唯香、、、、？
私は樹くんのことを待っていた女の子をよく見てみると、
その子は私の親友だと思っていた 唯香 だった。
唯「ねえ、いつAと別れるのー？」
田「まだいいじゃん？俺が好きなのはお前だしw」
ああ、私は2人に裏切られたんだ。
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一 ノ 瀬(プロフ) - ハマちゃっていっき読みしてます。38話〜も待ってます！ (2023年3月17日 19時) (
レス) @page37 id: c191460bd0 (このIDを非表示/違反報告)
May(プロフ) - はまっちゃいました！続き読みたいです！ (2023年1月15日 16時) (レス) id: 41b5d3d037 (このIDを非表示/違反報告)
スリーズペン(プロフ) - イッキ読みしちゃった！ ヤバい^^ ハマる。 続き読みたい。 キュンです♡♡ (2022年6月28日 22時) (レス) @page36 id: fdf6f0c470 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スノストなにわ担 | 作成日時：2022年6月22日 11時
