煉獄さんの継子、超絶可愛いらしい【鬼滅の刃】

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「血鬼術 八重帯斬り」


「艶の呼吸 肆ノ型 燎原ノ火」





折れた肋骨に潰れかけた左足、辛うじて呼吸は使えるが状況が悪すぎる




師範の方は炭治郎が復活して加勢してる いいなあ
でもお兄さんの方が何倍も強そうだからやっぱりよくないどっちも地獄





「アンタ、そんなボロボロの身体じゃもう持たないでしょ」


「黙らっしゃい」





同時に頸を切らないと殺れないのなら尚更、
こんな所でグズグズしてられない





「！？」





大きな音と共に瓦礫から抜け出してきたのは善逸だった
よかったこれで何とか頸切れそうだよ




「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 神速」

「…！いける！」






「アンタがアタシの頸を斬るより早く
アタシがアンタを細切れにするわ！！」





「艶の呼吸 陸ノ型 奇麗の赫焉」





帯を私と伊之助で切り刻む
あれ伊之助大復活したんだけど何故？





「(この餓鬼、痛覚がないの！？ おかしいじゃない！
それに何でよこのイノシシ
お兄ちゃんが心臓を刺したのに！！)」





…伊之助、内蔵の位置ずらせるとか神業じゃん
まあ宇髄さんも筋肉で心臓止めてたっぽいし今度教えてもらおう





「き、切れた…」





炭治郎、善逸、伊之助すごい尊敬する
涙が出てきて…ってあれ？




上弦の陸のお兄さん最後に血鬼術しかけてなかった？





「…善逸、伊之助！」






善逸と伊之助を瓦礫の後ろへと飛ばす
手荒でごめんねこれしかなくって



私も急ごうと思った途端、その場に倒れ込んでしまった
呼吸を使いすぎた反動が来たのだ







「え、あ 」






「おいA！！！」

「Aちゃん！！」








死ぬ ダメだ
ここに居ては死ぬ









「師範…ッ」









「逃げろーーーーーーーッ！！！」









宇髄さんの叫び声と共に私の意識はストンと落ちた







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