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「(こいつ、私が来るのを分かって気配を消してやがったのか。道理で分からないわけだ)」


「お前、柱の継子?背丈の割にとんでもない技使うのね」


「戦いの時喋れないんですミスするので喋りかけないでください」





鬼の匂いがして急いで戻ると上弦の陸と互角に戦うAがいた



いつ見てもAの剣術はすごい
鬼の速い攻撃を流しつつ、冷静な分析をする
しかも鯉夏花魁に攻撃が一切当たらないように攻撃をさばいている





「(餓鬼がまた一人増えた)」




「(鯉夏さんを安全な場所へ逃がさないと)」




俺が肺いっぱいに空気を取り込み動き出そうとすると




「ふぅん、お前も鬼殺隊なの」



「ッ!!」





いきなり目の前に現れた鬼
動かなくてはと思ったがそう思った時には鬼の帯が俺の首に近づいていた
やばい、!





「__艶の呼吸 肆ノ型 燎原ノ火」





建物が破壊される音ともに
外の建物に打ち付けられたのは鬼の方だった


驚いてAを見ると、まだ息一つ切らしていないAが俺の方を見てニコニコと笑いながら心配していた
やはり煉獄さんに似ている。匂いも、立ち振る舞いも






「A!ありがとう!!」


「宇髄さんと伊之助は同じ場所にいるだろうから、もう少し2人で頑張ろうね!」





そう笑いながら言うA
俺は少しでも足を引っ張らないようにしなければと思うが、あの煉獄さんの継子だ。迷惑だなんて思っていないのだろう。Aからは嫌な匂いがこれっぽっちもしない




「よくもまあやってくれたわね。久しぶりにこんなに嫌な気分になったわ」



「…」




もう傷が治ったのだろうか、こちらを鋭い目で睨む鬼と対峙する



「炭治郎、いける?」



その問いかけに俺が深く頷くと柔らかくふっと笑うA

俺が刃先を相手に向けると同時にAも大きく息を吸う




「水の呼吸 肆ノ型 打ち潮」

「炎の呼吸 壱ノ型 不知火」


「まとめて来なさいよ。2人同時に八つ裂きにしてあげる」




鬼はそう言うと、怪しく笑った





.



〜大正コソコソ噂話〜


Aは煉獄さんから炎の呼吸を教わったんだけど連発ができなかったんだよ
だから、そこから派生した艶の呼吸を主に使うようになったんだ
連発さえしなければ両方使えてしまうんだよ





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バナナ - とても面白かったです!更新待ってます! (2023年1月28日 16時) (レス) @page35 id: 4cea2a0701 (このIDを非表示/違反報告)
柴茶(プロフ) - 雨ノ宮紗綾さん» なんて初歩的なミスを....すぐに直します。ご指摘ありがとうございます! (2020年7月7日 22時) (レス) id: 6287ce3eb6 (このIDを非表示/違反報告)
雨ノ宮紗綾 - あの…無一郎の時透は『時任』ではなく『時透』ですよ… (2020年7月7日 18時) (レス) id: 83427b663d (このIDを非表示/違反報告)
柴茶(プロフ) - 光華さん» コメントありがとうございます!!褒め言葉嬉しいです!これからも頑張りますね(^^) (2020年7月5日 0時) (レス) id: 6287ce3eb6 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - 最高すぎる!更新頑張って下さい! (2020年7月4日 15時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柴茶 | 作成日時:2019年11月15日 22時

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