僕が愛する盲目の彼女 【BTS】

俺の立ち位置 ページ6

JHside


今日は、雑誌の撮影のため朝早くから
俺たちはスタジオに集まっていた




NJ「あれ、送ったのか？」


『え？あー、うん、今日届いてると思う』


NJ「そっか、喜んでくれてるといいな」


『うん、きっと思ってくれてる…』





メンバーと少し離れたところで
ナムジュンと話をする





JK「ホビヒョンー！ナムジュニヒョン！撮りますよー！」


NJ JH「おー今行くー」



マンネの呼びかけで、俺たちは
すでに横に並んでいるメンバーの隣に並んだ



スタッフ「ホソクさん、真ん中いきませんか？」


JK「そうですよ！俺が変わりますよ！」


『いや、俺は端のままでいいんだ』


TH「たまにはいいじゃないですか？ファンもヒョンが真ん中にいるのみたいと思いますよ？」


『いや、大丈夫、俺はここがいいんだ』


JN「でも、」


NJ「ホソクがこう言ってるんだから、このまま撮ろう、早く終わらせて帰りたいってユンギヒョンが言ってます」


SG「いや、何も言ってねぇけどww」


NJ「顔が物語ってましたw」



ナムジュンのおかげで、俺は端の位置のまま
撮影が始まった



どうしてもここじゃなきゃダメなんだ




アイがわかるように

俺の位置を確認しやすいように






デビューしたばかりの頃

アイの家に行った時、一部分だけ色褪せたポスターをみた


それが何を意味するのかが分かってから
俺はなるべく分かりやすい位置で写ろう

そう決めた





ナムジュンは知ってるけど、
他のメンバーは知らない

もちろんファンも




ホソクは優しいから、そう思われてるかもしれない




でも、違うんだ




みんなごめん




俺が一番自分勝手なことをしてる




みんなに嘘ばっかりついて

多くの人を欺いてる





ごめんね、みんな

ごめんね、アミたち


ごめんね、母さん、父さん、ヌナ






本当にごめん、


全部俺のわがままなんだ

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