気分屋 乱殺華side ページ3
乱殺華side
長谷部「雪椿、何故俺を近侍にしようとした？」
雪椿「それは今から説明する。だから大倶利伽羅さんも呼んで審神者の部屋に来てくれない？」
長谷部「………分かった」
雪椿「乱殺華君、席を外してくれない？
できれば階段下のほうまで」
乱殺華『……………………何かあれば叫べ。直ぐに行く』
雪椿「ありがとう」
雪椿「おし、全員集まったね。ここから先は他言無用だよ」
長い……
もう何十分経っただろう
我は階段に座りただ時間が過ぎるのを待つ
やはり妹君の意志を尊重するのを、少し控えるべきか……？
誰に対してか分からない問
もしくは自問自答の問
我らは刀剣男士とは違い、妖刀の化身に近い
そして
平等なようで不平等な条約
鎖にとり巻かれた
だが、それは母君や妹君も同じ
我ら妖刀は親に似る
人間の子や、刀剣男士も同じ
敬愛する者に似る
乱殺華『我も妹君に甘いものだ………』
母君が妹君に甘いように、我も甘い
我は母君に似て非なる
母君は妹君の姉
どれだけ過保護になろうとも、ただ守るだけの甥っ子
母君は試練や辛さ、優しさを与える姉
そこが我と母君の大きな違い
乱殺華『悔しいものだな………』
？？「桜魔殿、少し宜しいですか？」
少しして、水色髪の甘いマスクを被ったような男が
目の前に現れた
座っているから仕方が無いとはいえ、見下されるのは気分が悪い
階段から降り、立ち上がって相手をよく見る
んっ？よく見れば…
乱殺華『貴殿は……薬研殿の兄の一期一振殿ではないか！
我が答えられる範疇内なら構わんさ』笑
薬研殿の兄君と分かり、機嫌が治る
話し相手には丁度いい
一期「では、何故朝餉で雪椿殿はあの3振を選んだのでしょうか？現に今もこんのすけを交え、話しをしているので…」
此奴もか……
薬研殿と同じ喋り
下手に出過ぎだな
まぁ状況としては我と同じだが、
乱殺華『………すまんな、我にも分からない
聞かれたく無いのだろう。我だって席を外せと言われたくらいだ
それから敬語と殿は辞めてくれ。我は貴殿等と仲良くなりたいからな』ﾆｯ
そう言って、我は一期殿と対等に話せると思ったが、
一期「すみません。私はこの話し方に慣れているので、…」笑
前言撤回、やはり気に食わん
一期殿の言葉に、我は不機嫌に戻った
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玲奈(プロフ) - 星のクローバーさん» コメントありがとうございます！早速読んできますね。更新頑張ります！ (3月20日 7時) (
レス) id: 4eb7369b32 (このIDを非表示/違反報告)
星のクローバー - とても面白いですね♪呪術廻戦にハマってしまい呪術廻戦の小説に初挑戦してます、ご縁があれば読んで頂けると幸いです。更新、頑張ってくださいね♪ (3月19日 23時) (レス) id: e6dc495827 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲奈 | 作成日時：2024年11月29日 20時
