12 リクルーティング ページ14
その後、ミスターとスキャターが来て私たちはリクルーティングに向かった。
ヴェール「Aさん、肩の力を抜いて楽しんでやりましょう！」
ホック「緊張することないからな。」
「ありがとう、二人とも。」
優しいなぁ、なんて思っていると、あっという間に会場まで着いてしまった。
「あの子誰だろう？」
「新しい子かな？」
「めっちゃ綺麗！」
私のこと.......?
悪くないな....
雷の音が鳴り響くと、ミスターが登場した。
V「みなさん....新しい者がいて驚いたでしょう......?安心してください。ちゃんと紹介しますから......それでは、action......」
昨日ホックに教えてもらったダンス。
私のペアはアップルだった。
ミスターが長々と語っているのをスキャターが邪魔するのを合図に、私たちの動きもさっきのような自由なものになる。
V「スキャターもうでしゃばるんじゃない！それに、今日は新入りの紹介もあるしね？」
スキャター「そうですねミスター！」
V「それでは、彼ら一人一人を紹介すると共に、その魅力を....魅惑のポーズでアピールしてもらいましょう。それではトップバッターを飾るのは、あの白雪姫のクイーンがマスターヴィランズ・アップルポイズン！」
アップルをはじめとし、みんなの挨拶が終わった頃。
私の出番だ。
V「それではみなさんお待ちかね！あのアースラの妹・モルガナがマスターヴィランズのA！彼女の妖しげな魅力と美しさ....そして透き通った歌声に溺れないようお気をつけください......」
「海に差し込む光に照らされ、輝く象牙の肌....月光に照らされた一輪の花よりも神秘的な微笑みはまるで美しいクリスタルのよう。あなたが私の歌声を忘れてしまっても、私はその微笑みを忘れません.......あなた方には私を絶対に忘れられないようなポーズを教えてあげる。スキャター？」
スキャターにストールを預け、私はポーズを決めた。
両手を胸の中央に添えるポーズ。
スキャター「美しいですAさん！それでは、皆さんのポーズをおさらいしてみましょう！」
リクルーティングはまだ始まったばかり。
ここからが本番だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 47人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ももか(プロフ) - 感情移入してしまいとても辛く涙が出ました。 (2022年10月20日 22時) (
レス) @page50 id: f3e8da423f (このIDを非表示/違反報告)
壱加(プロフ) - 机の上の靴さん» コメントありがとうございます！最後はちゃんと笑顔で終わるっぽいので今のうちに泣いてください(((( (2020年5月28日 18時) (レス) id: 26cd84f321 (このIDを非表示/違反報告)
机の上の靴(プロフ) - いよいよ終わりが近づいてる気が...!!! なんか悲しいラストを迎えそうですね（ ; ; ）最後まで楽しみにしてます！！ (2020年5月28日 18時) (レス) id: da06bfb863 (このIDを非表示/違反報告)
壱加(プロフ) - あんかけさん» コメントありがとうございます！一応今のところブラックですが最後はちゃんと笑顔で終われるよう頑張ります！もう少しの辛抱です！ (2020年5月28日 18時) (レス) id: 26cd84f321 (このIDを非表示/違反報告)
あんかけ(プロフ) - 突然すみません（ ; ; ）このお話はハッピーエンドですか！？もう心が痛くて痛くて、、、 (2020年5月28日 18時) (レス) id: 5943b818e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：壱加 | 作成日時：2020年5月20日 15時
