突然、華が咲いて。 (ページ3)

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1年前

Aからトイレに行きたいと言われ待ってたら

女子トイレからドッシャーンと物音がする上に女子からの怒鳴り声が響いていた。

最初は何事！？って思って聞いてたら

「お前のせいで風雅くん、私に振り向いてくれんやんけ！」

「いつまで可哀想ぶってんだよ？」

「そろそろ自立しろよ！風雅くんがかわそうだろ？？」

っとまー、聞いてたら俺の名前が飛んでくるわけですよ？

うん？ちょい待て待てぃ、、、

いまトイレいるのAだよな？？
↑
当たり前です。あなたはAを待ってます。

風｢あ、やべ、あいつ！くそっ！｣

俺は女子トイレとか気にせず入ってしまった。

中見ると、転んでるAがいた。

風「おいっ」

女「え、風雅くんっ？」

風「何やってんだ？答えろよ」

女「違うの、その、この子に風雅くん離れさせてあげようって思って、、で、あの、、」

風「もういい、余計なことすんな」

女「でもっ！」

風「うるさい、話すな、目障りだからさ」

女「じゃー、なんでこの子に庇うの？」

風「幼なじみだから、それだけ。あと、あいつに近づくな、俺にも」

女「えっ、」

あの女達の言いたげそうな声も無視して

びっくりした顔でこっちを見てるAに声をかけた。

風「A、怪我ねーか？」

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ちょっと落ち着いたのか、

うん、と頷いていた。