検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:349,874 hit

テストの時間4 ページ39

殺「では次に烏間先生。」

烏間「?」

殺「ナイフ術を生徒に教える時、重要なのは第一撃
  だけですか?」

烏間「第一撃は勿論最重要だか、次の動きも大切た。
  強敵相手では第一撃は高確率で交わされる。
  その後の第二撃、第三撃をいかに高精度で
  繰り出すかが勝敗を分ける。」

殺「では最後に(人2)さん。」

(人2)「なんですか?」

殺「あなたは一般隊士などに稽古をつける時、
  教えるのは壱ノ型だけですか?」

(人2)「勿論違いますよ。確かに壱ノ型は大切です。
  しかしそれだけでは十二鬼月は愚か、雑魚鬼
  にも勝てません。
  壱ノ型以外の型や、全集中・常中、基礎体力、
  体幹、受け身のとり方、型の応用、
  相手への打ち込み、その他にも沢山教えること
  があります。
  型が使えるだけではこの先生きて行くことは
  私達鬼殺隊にとって不可能に近い。
  特に鬼舞辻無惨は、頸を斬っただけでは殺す
  ことができない。必ず朝までの持久戦になる。
  だから第二の刃となる、体力などが必要に
  なってくる。」

殺「先生方と(人2)さんが仰るように、自信を持てる
  次の手があるから自信に満ちた暗殺者になれる。
  対して君たちはどうでしょう?
  俺達には暗殺があるからいいやと考えて、勉強の
  目標を低くしている。
  それは、劣等感の原因から目を背けているだけ
  です。」

E組「!!!」

殺「もし、先生がこの教室から逃げたなら?
  もし、他の殺し屋が先に先生を殺したら?
  暗殺という拠り所を失った君たちにはE組の
  劣等感しか残らない。そんな危うい君たちに
  先生からのアドバイスです。

 "第二の刃を持たざる者は 暗殺者の資格なし"」

E組「…??」

テストの時間5→←テストの時間3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (119 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
230人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 暗殺教室 , 女主   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

エルマロ(プロフ) - ホノハさん» ありがとうございます!かなり考えたのでそう言ってくれて嬉しいです!本編は完結してしまったので番外編の更新が出来たらなと思っています。書いて欲しいお話があればリクエストお願いします! (2021年10月9日 10時) (レス) @page31 id: 4f30ca6216 (このIDを非表示/違反報告)
ホノハ - 番外編のやつ、あんな上手く繋げられるなんて、天才です!更新、待ってまーす! (2021年10月9日 8時) (レス) @page31 id: 8dccd387ce (このIDを非表示/違反報告)
エルマロ(プロフ) - mitoさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年4月27日 16時) (レス) id: 4f30ca6216 (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - とても面白いですね。更新頑張って下さい。 (2020年4月27日 15時) (レス) id: ebda06392e (このIDを非表示/違反報告)
エルマロ(プロフ) - 抹茶タピオカ2号さん» ありがとうございます!これからも更に殺せんせーの優しさが見れると思うので、楽しみにしていてくださいね。 (2020年4月18日 7時) (レス) id: 4f30ca6216 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:エルマロ | 作成日時:2020年4月10日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。