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「さき…っ、ああっ!」


びゅる…っとまた先輩のお腹に液が飛び散る。



あれから何度も達した先輩のはもう透明になっていた。





息を荒らげる先輩のモノをもう一度掴んで、自分のと一緒に上下に擦る。



「先輩…っ、一緒にいきましょ…っ?」



先輩は目に涙を浮かべて、口もとからは涎を垂らしながら



「うんっ、さき、と一緒に…ひぁっ、んああ…っ!」



「は…っ、も、出る…っ!」



飛び出した液が先輩の顔にかかった。


「も…つかれた…っ」


何回も達した先輩は、それだけ言うとパタリと糸が切れたように眠ってしまった。



心做しかさっきより息が落ち着いてきていて、真っ赤だった頬も元通りになっている。



しばらく先輩の寝顔を見つめていたけど、後処理をしなければならないことに気づき、顔についた自分の液や先輩のなんかを片付けた。



……それにしても、どうしちゃったんだろう。




もしかして……僕の想いに気づいてくれた…とか?



だったら、いいのになぁ。





ゴミを捨てようと立ち上がると



カラン…ッ




「え」



足元には先輩が船で自慢していた、あの怪しげなドリンク。




………もしかして、これほんとに飲んだの?




これのせいかよ…!!




幾度となく先輩には困らされていた僕だけど、今回ばかりは本当に怒りたくなりました。






飲んじゃった! fin.

あいつのタイプ(arym)→←飲んじゃった!(arym)



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作者名:海月 | 作成日時:2020年5月2日 14時

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