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山田side
大ちゃんと文化祭まわれるだけでも嬉しいのに、
まさかまさかのふたりきり!!
ああ、俺嬉しすぎて変な顔になってないかなっ?
楽しくなっちゃった脳みそで
大ちゃんとまわる場所を決め悩んでいると
有「あ!俺、お化け屋敷行きたいな!」
突然、そう言った大ちゃんに返事も出来ないまま
俺は固まる
有「?山田、どーした」
山「ね、別のとこにしない?お化け屋敷なんて、定番すぎるんじゃない·····っ?」
有「はぁ?定番をまわってこその文化祭だろ!
·····もしかして、山田、お化け屋敷怖いの?」
ぎくっ!!!!!!
パンフレットに落としていた視線をあげれば
にやりとかっこよく笑う大ちゃん
素直に怖いと認めればいいのに、
認められないのが負けず嫌いである、俺の性
山「は、はぁ?
そっんなわけないじゃんっ!お化け屋敷なんて別に俺へー気だもん!怖くないもんっ!」
有「へえ?じゃっ、行こっか!怖くねえんだもんな!」
そう言って俺の手を掴む大ちゃん
山「·····っ!!」
どきどきしてしまった俺は
お化け屋敷のことなんて一瞬で頭から吹っ飛ぶ
着いたのは、
準備期間からめちゃくちゃ怖いと噂されていたクラス
有「ほら、みんなから聞いた話だと、ここがいちばん怖いらしいぜ」
·····なんで来ちゃったの俺のバカ!!!!!!
どうして大ちゃんの手を振り払わなかったの!
··········そんなことできないもんっ!!!!!←
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作者名:海月 | 作成日時:2019年10月10日 18時