検索窓
今日:7 hit、昨日:35 hit、合計:110,535 hit

ページ38

山田side


大ちゃんと文化祭まわれるだけでも嬉しいのに、

まさかまさかのふたりきり!!



ああ、俺嬉しすぎて変な顔になってないかなっ?




楽しくなっちゃった脳みそで


大ちゃんとまわる場所を決め悩んでいると


有「あ!俺、お化け屋敷行きたいな!」

突然、そう言った大ちゃんに返事も出来ないまま


俺は固まる



有「?山田、どーした」

山「ね、別のとこにしない?お化け屋敷なんて、定番すぎるんじゃない·····っ?」


有「はぁ?定番をまわってこその文化祭だろ!
·····もしかして、山田、お化け屋敷怖いの?」





ぎくっ!!!!!!






パンフレットに落としていた視線をあげれば


にやりとかっこよく笑う大ちゃん



素直に怖いと認めればいいのに、
認められないのが負けず嫌いである、俺の性




山「は、はぁ?
そっんなわけないじゃんっ!お化け屋敷なんて別に俺へー気だもん!怖くないもんっ!」


有「へえ?じゃっ、行こっか!怖くねえんだもんな!」



そう言って俺の手を掴む大ちゃん



山「·····っ!!」



どきどきしてしまった俺は

お化け屋敷のことなんて一瞬で頭から吹っ飛ぶ







着いたのは、

準備期間からめちゃくちゃ怖いと噂されていたクラス





有「ほら、みんなから聞いた話だと、ここがいちばん怖いらしいぜ」









·····なんで来ちゃったの俺のバカ!!!!!!




どうして大ちゃんの手を振り払わなかったの!







··········そんなことできないもんっ!!!!!←

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (118 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
284人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:海月 | 作成日時:2019年10月10日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。