第135話【けっかはっぴょー！！！】 ページ11
『...お...お...』
私は目の前にある大きな画面を見つめる。
音無、のお。あいうえお順だと割とすぐ見つかると思ったが、距離の関係でなかなか見つからない。
えっあっどうしよう、受かってなかったら。
『...お...と、なしぃ！！あった！！あった！！！』
思わずその場で飛び跳ねる。
...多分、前の世界で普通に高校受験して、受かってたら、こんな感じだったんだろうなぁ。
『...はは、よかったぁ、ありがとうゲームくん。』
【 ... わかり きって いた 結果 でしょうに 。】
『ふふ、そうかなぁ。』
ポケットの中のゲームくんを、するり、と撫でてから、視線を轟くんに移す。
轟くんは、無言で画面を見つめていた。
轟.....の名前は、無い。
そして同時に...。
爆豪「ねぇ！！」
爆豪くんの名前もない。
『...まぁ、ちよっと暴言改めろってことだね、うん。反省反省。』
ぼすぼす、と爆豪くんの背中を叩くと、「ぶっ殺すぞ！！」と怒られた、解せぬ。
目良《えー、全員ご確認いただけたでしょうか？続きまして、プリントを配ります。
採点内容が詳しく記載されてますので、しっかり目を通しておいて下さい。》
「音無さん。」
『あ、ういっす。』
私は黒スーツのハンター...ゲフンゲフン、スタッフさんにプリントをもらう。逃走中じゃなかった。
さてと、とプリントの点数を見た...んだけど。
『.......96。』
思わず、ため息とともに、そう声を出す。
悪いため息というより、安堵の息、と言うべきか。
悪い点数ではなく、むしろテストでとっていたらドヤ顔で友達に見せるであろう点数。
プリントの内容としてはこうだ。
【全体的な攻撃力、防御力、支持力、瞬発力、判断力、その他諸々は文句なし。
だが自分の言葉に時折自信をなくしたり、個性の乱用により、自我が効かなくなるであろう場面が見える。】
『...うええ、言葉に自信がないって、絶対ニット帽のあの男の子だよね...。
...でも、いい点数！！よし、頑張った！！！』
ぎゅう、とプリントを握りしめると、私は続く目良さんの言葉に耳を傾けた。
第136話【ヒエラルキー.....】→←第134話【ちょっとシリアスいいよね！！！】
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エドワード - メープルさん» えっ (2020年1月7日 16時) (
レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
メープル - 鋼の錬金術師のエドワードと幼女戦記のターニャお願いします！！！ (2018年9月25日 22時) (レス) id: 6a973d41c4 (このIDを非表示/違反報告)
樹の幹 - 確か織田作の異能は意図して見れるものではなかった気がするのですが…あ、僕もよくわかって無いので修正とかはしなくていいと思います！更新頑張って下さい！ (2018年8月18日 19時) (レス) id: e640de58c3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーとです。 - おおおおおおお織田作の異能だぁぁぁ(泣 (2018年8月5日 19時) (レス) id: fc82e8dbe1 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 神威きたぁぁぁ!!!! また出して下さい!!!! (2018年2月27日 21時) (レス) id: eae4b70575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白蛇の柊 | 作成日時：2017年11月29日 7時
