真の支配者は、だーれだ？

第３話 ページ5

１人目の従者、佐藤 綾




この子は純粋で扱いやすいわね



そのうち私に依存するわ...






楽しみ♪





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早乙女side



私は早乙女 姫華



パパは大手企業の社長で、ママはこの学校の理事長


そしてこの容姿のおかげで、小さい頃からお姫様扱いだった




でも、お姫様はイヤ。


だって、みんなに優しくしなきゃいけないでしょ？




だから私は【女王様】になるの




早乙女｢ねぇ健〜？｣




須藤｢ん？｣



この人は私の彼氏。


学校一のイケメンなんだよ？




早乙女｢今日、転校生が来るんでしょ？｣




須藤｢らしいな。｣




早乙女｢そしたら、私たちの家来が増えるね〜♡｣




須藤｢あぁ、そーだな｣ﾆﾔｯ





この時の私は知らなかった



この私が、全てを失うことになるなんて






『初めまして。
黒咲Aといいます。
よろしくお願いします。』ﾆｺｯ





うそ...？


ねぇ、どうして...









どうして健が顔を赤くしてるの...？





早乙女｢た、健...？｣ｺｿｯ




須藤｢...///////｣ボーッ




ｯ...!!!




早乙女｢ﾁｯ ブスが調子乗ってんじゃねーよ!!｣




『それは...自分自身のことを言っているのですか...？』微笑




早乙女｢はぁｯ!?!?!?!?｣





須藤｢やられたな笑｣ｺｿｯ




早乙女｢ｯ!?!?｣






健...？





イヤだ...イヤだイヤだイヤだイヤだイヤだ!!!




｢ねぇ、スゴイ美人だね...｣ｺｿｯ



｢早乙女さん以上だね｣ｺｿｯ





そ、そんなはずはない...!!!



私以上にカワイイ子なんて、この世には存在しない...!!!!!!!









黒咲 A...



絶対に、ぶっ潰すｯ!!

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