12 そらるさん嫉妬らしいですよ ページ13
私はすぐさま彼方を捕まえ、まふてるの頭をむんずと掴んだ
そ「離して」
「嫌だ!これは私のまふてるなの〜!」
そ「子供か」
「あんたもな!」
明らかにさっきよりむすっとしている彼方
それでも私はまふてるを離さない
片方の手でこけしぬいぐるみを持っているのでそれで彼方をぽかぽか叩いた
そ「(全然痛くない...さすがまふの姉)」
「このこの〜!」
そ「(そしてさらに可愛い...)」
「それが無いと寝られないの〜!」
そ「(。□。;)ガビーン...」
彼方は何かに衝撃を受けたのか分からないけど、まふてるをすんなり離してくれた
「もうひと眠りし、って」
彼方は後からぎゅーっと抱きしめてきた
地味にく、苦し...
そ「...俺が抱き枕になってあげる」
「っは...?何故そうなった...」
そ「俺がいないと寝られなくしてあげる」
「オイハナシキケヤ」
お姫様抱っこされて何故か彼方の部屋に連れていかれて、ベッドに降ろされる
馬乗りになってくる彼方
降り注ぐ視線にドキドキが止まらなくて、目をそらした
そ「こっち見て」
「な、何よ...」
そ「血繋がってないし、いいよね」
「な、何がですか?!?!」
これでも私は人妻なんですけど?!
しかも貴方のお父さんのですよ?!
近づいてくる彼方の顔
「ちょ、な...」
そ「...まふは弟だって分かってるけど、なんかイラ
ッとするんだよAさんがまふの話してると」
「えっ」
そ「親父の奥さんだっても分かってるよ。でもそれ
もイラつく...」
「...」
そ「これって、どういう事な訳...?」
「いや、私に聞かれても...」
そらるside
そ「ってな事がさっきあったから、まふに相談しよ
うと思って」
やっと俺はまふに話す決心ができて、まふをカフェに誘った
ま「...そんなの、嫉妬じゃないですかぁぁあ!」
まふは金髪に近い頭をぐしゃぐしゃとかき回してそう言った
そ「ちょ、まふ?」
ま「なんで好きになっちゃうんですか?!そらるさ
んかっこいいからAが好きになっちゃうじゃない
ですか!!何なんですか!!僕のAのままでいい
んですよ!!」
少し落ち着いてくれ、目立つだろ...
両手をばたばたさせるまふは女子か
...お前のAさん愛は理解したよ
まふの愛はヘビー
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葉月(プロフ) - えりかさん» コメントありがとうございます!luzくん落ちも考えています!! (2018年7月29日 13時) (レス) id: 285b2a1083 (このIDを非表示/違反報告)
えりか(プロフ) - luzくん落ちも読みたいです! (2018年7月18日 13時) (レス) id: feacbfea98 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - ちーず@ラさん» そろそろ更新したいと思っているのでぜひ読んでください〜! (2018年7月18日 3時) (レス) id: 285b2a1083 (このIDを非表示/違反報告)
ちーず@ラ - うわぁぁうらたんのめっちゃ気になる!!更新楽しみにしてます!! (2018年6月24日 21時) (レス) id: 04ae70168f (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 三日月涼風さん» ありがとうございます!両方END考えてみますね! (2018年5月24日 20時) (レス) id: 285b2a1083 (このIDを非表示/違反報告)
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