えいとどくたー。2

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丸山side





「 触るでー...？ 」


大「 い゛った ..！ 」

村「 我慢しろって！ 」






病院について傷口を見ただけで大騒ぎ

水脹れに酷いところは小さいけど皮も剥けている
これはあかんなぁ...






「 治療しよっか... 」


大「 触らんといて！何するん！ 」


「 大倉のやけど少し酷いねん。
鍋に当たったところだけ治療させてな？ 」







怯えている大倉にできるだけ細かく治療の説明をする
恐らく鍋に当たったところは
デブリードマンもせなあかんなぁ...


あとは湿潤療法で痛みは少なくなると思うねんけど...







「 少し痛い思うけど頑張ろうなぁ 」

村「 頑張れるな！大丈夫や！ 」

大「 ちょっと信ちゃん！」

横「 大倉なら大丈夫や！(笑) 」







みんなに囲まれて大倉も安心やな(笑)






「 少しだけ頑張ろうや。
なるべく俺も頑張るから 」


大「 ... わかった 」

安「 がんばろ、おおくら！」







治療が見える方が痛いやろし
寝転んで腕だけ伸ばして貰う


みんなに視界も遮ってもらったり
固定してもらって俺も治療の準備







「 ほなはじめようか、消毒するなぁ... 」

村「 よし、がんばれ 」

大「 ... あっ！いあ゛っ..！ 」







消毒するにも傷口に触れば
体がビクッと跳ねる

手は信ちゃんが固定して
残りの2人は肩、ヤスは反対側でサポート






「 今から痛いよー、がんばって... 」

大「 っ！あ゛ーっ！やすぅ.. 」

安「 痛いなぁ、もう終わりやで 」

大「 あぁ！あぁぁ！ 」





目の前にいる安に助けを求めるけど
さすがに安も助けられへん(笑)


幅も小さいしほんの少しだけハサミで
ちょきっとしたら終わりやから
麻酔もせんでええねん


これくらいなら麻酔の方が痛いやろうし...







「 ごめんな、お薬ぬったらおしまいやからね 」

大「 ... うぅ... 痛った ... 」

横「 もう終わる、がんばった 」

村「 よー頑張った！」







化膿しないように薬を塗って
傷口の上にラップのようなものを巻いて
その上からガーゼでカバー


痛かったやんなぁ、ごめんなぁ...

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