【MHA】無個性で何が悪い？ (ページ3)

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２話ページ3

貴女side

先生「緑谷と楓月も雄英志望だったな」

先生がそういったのと同時に緑谷はﾋﾟｸｯと反応し、爆豪はﾋﾟｼｯと動きが止まった

…え、僕？僕はぼーっとしてるよ←

そう、ぼーっとしてたら全員がいきなりこちらをばっ!!と向いた

そして、ブブーーッ!!って吹かれた

そうしたら隣の緑谷はビクッと肩を揺らした

「はああ！？緑谷と楓月！？ムリッしよ!!」

「勉強出来るだけじゃヒーロー科は入れねんだぞー！」

…ムカつく、こういうヤツら

そう思ってイライラしていたら緑谷が

緑谷「そっ…そんな規定もうないよ！前例がないだけで…」

爆豪「こらデクとクソアマ!!!」

BOOOM、と爆発が起きる

緑谷「どわ!!?」

貴女「ｯ!?」

僕と緑谷は、爆豪の爆破によって飛ばされた

貴女「いっつぅ…」

仮にも僕は女子なんだけどなぁ…!?

そう思いながら爆豪の方を見た

爆豪「“没個性”どころか“無個性”のてめェらがあ～…何で俺と同じ土俵に立てるんだ!!?」

見下すように僕等を見る爆豪

それに僕は言葉を返す

貴女「違うよ爆豪、それは…むぐっ！？」

緑谷に口を塞がれたかと思ったらギュッと抱きしめられた

貴女「…えっ？」

全員「！？！？！？！！？」

緑谷の手に力が籠るのを感じながら

正直僕は驚いていた

『あれ…？緑谷って、こんなに力あったっけ…？』

…と

そして、次の瞬間もっと驚くことを緑谷は言った

緑谷「かっちゃん!!?Aちゃんは女の子なんだから止めなよ！！僕はいいけど！男だからっ！だけど、Aちゃんは女の子なんだよ！？」

と、言ったからだ。

なぜ驚いたかって？それはな

今の今まで、爆豪に反論したことの無かった緑谷が、爆豪に反論したからだ。