刀剣乱舞＆名探偵コナン 〜再会の物語〜

No.4 ページ4

A目線


A「はい、後は女性が二人と男性がもう一人、それと子供が一人でした。」


??「それって僕の事だよね！」


…………………うん？


声がした方を見ると、一人の子供がいた


A「コナン君、だよね。」


コナン「わぁー、僕の事覚えてくれたんだね。」


これはこれで、また違った不気味な笑みだ


コナン「Aさん、あっちにも蘭姉ちゃん達がいるんだよ。」


コナン君の目線の先に蘭さんと園子さんがいた

蘭さんは一礼をして、園子さんは手を振ってくれた


宗三「今度は子供ですか………」


あからさまに嫌な顔をしている宗三さん


コナン「お兄さん達は初めましてだよね！

僕は江戸川コナン！お兄さん達は？」


後藤「俺は粟口豪(ごう)。」


三日月「三条三日月。」


宗三「はぁ、左門宗三です。」


後藤君は人懐っこい笑顔で、三日月さんはぶっきらぼうに、宗三さんは溜息をつきながら言った

その差に私は苦笑い


コナン「よろしくね！

ねぇねぇ、三人はあの屋敷に居たの？」


後藤「おう、居たぜ。」


コナン「なら、なんで出てこなかったの？

Aさんは三条さんと左門さんよりも歳は下でしょう？

普通僕達みたいな突然来た人達の相手するのは大人なんじゃないのかな？」


なんだか面倒な事になってきた

なんでと言われても詳しくは言える訳がない


宗三「それ、貴方に言って何になるんです？」


宗三が見下ろしながら言う


宗三「此方には此方の事情があるんです。

赤の他人の貴方が色々言わないでください。」


コナン「で、でもさ！事情があっても一人ぐらい……………｣



コナン君はその続きを言うことは無かった


何故なら私の隣にいる三日月がコナン君を見つめているからだ

決して睨むとかそういった事ではない

でも、三日月さんほどの美青年から見つめられたら誰でも言葉に詰まるだろう


蘭「ちょっと、コナン君！

人様の事情に勝手に首を突っ込んだらダメでしょう！」


蘭さんがコナン君を回収しに来る

心做しか頬が赤い


蘭「ごめんなさい！コナン君が……」


A「大丈夫ですよ。気にしないでください。」


そのままコナン君は蘭さんに手を引っ張られながら奥の方の席へと行く

その時タイミングよく注文した品がきた

持ってきたのは席を案内した女性の店員さん

この人も頬が赤い


宗三「さっさと食べてここから出ましょう。

なんだか嫌な感じがします。」


そう言って宗三さんはレモンティーを飲む

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