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対処法(14)鬼舞辻無惨 ページ29

『それにしても、どうやって出ればいいんですかねコレ…………』


「…鬼殺隊内でこれと同じような状況なった報告は上がっていないのか」


『えー?えっと……………あ!』


まさかの鬼舞辻無惨の助言で思い出した。


『確か、この部屋……正体不明だけど、時間経過で出れるはずですよ』


「そうか。つまり、私は貴様とまだこの空間で地獄のような時間を過ごさねばならないのだな?」


『ええ………言い方』


大分辛辣な物言いをしますね鬼舞辻無惨さん……


鬼舞辻無惨の言動にビビっていれば、鬼舞辻無惨は突然ふっと軽く微笑んだ。


「そうだな……少しでも有意義な時間にするには」


貴様で楽しむ必要がありそうだ。


(んんんん???)


鬼舞辻無惨の突然の爆弾発言に困惑していれば、
鬼舞辻無惨は私の後頭部をガッと掴んで、あと少しで接吻してしまいそうなくらい顔の距離を近付けた。


『ッ…!?』


顔が近すぎて呼吸が出来ない。


突然の出来事に頭が回らなくて、私は鬼舞辻無惨のされるがままになるしかなかった。


「…」


鬼舞辻無惨はその体制のまま数秒私と目を合わせた後、自分の唇を私に押し付けた。


温度のない鬼舞辻無惨の唇に驚いて腰を抜かしそうになるが、なんとか持ち直す。


数秒接吻を交わして、ようやく鬼舞辻無惨が唇とおさえつけている私の後頭部を解放した。


まだ戸惑っている私をよそに、鬼舞辻無惨はこう言った。


「………足りんな」


その言葉を合図に、もう一度鬼舞辻無惨は後頭部を抑えて私と極限まで顔を近づけ、接吻を交した。


な、なんで??なんで鬼の始祖が私にこんなことを。


さらに、接吻は先程までの触れるだけのものではなく、驚いて半開きになっていた私の口内に、鬼舞辻無惨は下を侵入させて思うがままに私を蕩けさせた。



そしてしばらく接吻を交わし、唇をやっと離した鬼舞辻無惨と私の間には銀の糸が引いていた。




「まだだ。

貴様は私の暇を潰す義務があるだろう?」



鬼舞辻無惨は妖艶にもう一度接吻をした。



__


『や、やっと解放された………顎痛い』


「……いい暇潰しを見つけた。」



リクエストありがとうございました!
鬼舞辻無惨むずかしい…

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アオイ - たしかに 、累 と 夢主ちゃんの 見てみたいかも! (2021年11月18日 22時) (レス) id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
古都 - 魘夢最高でしたっ!!このまま死んでもいい← (2021年8月20日 18時) (レス) id: fd64c8d06f (このIDを非表示/違反報告)
白狐 - 水の呼吸組よかったです!! 煉獄さんのお話が見てみたいです!! (2021年8月15日 18時) (レス) id: 36ba1a22c5 (このIDを非表示/違反報告)
ぎゆみかん - あかざ途中で終わってませんか? ちょーーーーぜつ見たいんで書いてください!(ワザとだったらゴメンなさい!)(*>∀<*)ゝ (2020年9月8日 17時) (レス) id: 8ebef6a95a (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 累くんどうですか!? (2020年8月22日 22時) (レス) id: 11a9c593be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水野 | 作成日時:2019年11月3日 0時

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