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対処法(7)宇髄天元 ページ14

「まぁ、こういう状況になりゃあやる事は一つだよな?なァ、岩瀬。」

『チョットナニイッテルカワカリマセン』

「また、派手にお前はちゃんと知っているだろ?」




…ちょっと何言ってるか分からない。


宇髄さん落ち着いて!嫁さんがいるのに私なんかに手を出そうとしないでください!!だれかああああ
あおそわれるたすけてええええ




「いいか?岩瀬。誤解しているようだから言うけどな、」

『お嫁さんがいるのに他の女に手を出そうとする変態の言いたいことなんて聞きませーん聞こえませーん』

「おま、...ガキかよ」

『ガキで結構ですー、ガキでも強いですから』




私だって柱。いざとなった時の抵抗力くらい備わっているのだから。…いや、宇髄さんと私じゃ多分宇髄さんの方が筋力は強いけど。

ていうか宇髄さんの言いたいこととか関係ないでーす、変態の言うことなんて聞く気はない!






「派手に言うけどよ、」

『だから聞こえないって_』

「俺は、お前に、岩瀬に一目惚れしたんだ。…だから、この状況は地味に我慢ならねえというか、」

『…えっ』






…宇髄さんが、私に、一目惚れ?いや、そんな馬鹿な。あの天下の宇髄さんだぞ?たいそうな美人のお嫁さんだっている。私なんかに一目惚れだなんて…


思わず目線を下げてしまった私に宇髄さんは私の顎を持ち上げて無理矢理目を合わさせた。





『う、宇髄さん…今の話、本当ですか?』

「…ああ、派手にな」

『ええええ…』

「すまねえ、こっちが一方的に…俺は派手にお前の気持ちを汲んでやりたいから、出来る限りは手は出さない」




宇髄さんは真剣な目でそう言った。



…実は、私も、宇髄さんに一目惚れをしていた。

だけど、三人も美人なお嫁さんがいると聞いて、気持ちを心の中に閉じ込めたのだ。


思いが通ったのであれば、私は言いたいことを言わなければ。






『……宇髄さんなら、いいですよ』

「っおま、それ…」

『ほら、好きにしてくださいよ!!!』

「……後悔すんなよ?」









___

『ああああ恥ずかしい…』

「岩瀬があんな派手なこと言うなんてな」

『思い出させないでくださいよ宇髄さん…』

「なんだ?嫁に来るか?」

『どうしてそうなった』





リクエストありがとうございます!

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アオイ - たしかに 、累 と 夢主ちゃんの 見てみたいかも! (2021年11月18日 22時) (レス) id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
古都 - 魘夢最高でしたっ!!このまま死んでもいい← (2021年8月20日 18時) (レス) id: fd64c8d06f (このIDを非表示/違反報告)
白狐 - 水の呼吸組よかったです!! 煉獄さんのお話が見てみたいです!! (2021年8月15日 18時) (レス) id: 36ba1a22c5 (このIDを非表示/違反報告)
ぎゆみかん - あかざ途中で終わってませんか? ちょーーーーぜつ見たいんで書いてください!(ワザとだったらゴメンなさい!)(*>∀<*)ゝ (2020年9月8日 17時) (レス) id: 8ebef6a95a (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 累くんどうですか!? (2020年8月22日 22時) (レス) id: 11a9c593be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水野 | 作成日時:2019年11月3日 0時

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