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相変わらず臆病な善逸に呆れながらも、
彼に感謝する。…だって、実質箱を守ってくれたのは善逸だしね。私は普通に猪君…じゃなくて伊之助君止めてただけだし。手出したし。
すると、炭治郎君の箱が部屋の隅でカタカタと動いた。
…え?嘘でしょ、こんな所で鬼が出てくるの…??
いやいや、炭治郎の事だから大丈夫だろうけど…
「うわっうわっ、え?
出てこようとしてる!出てこようとしてる!!」
「大丈夫だ!」
「何が大丈夫なの!?ねぇ!?」
「しっ!夜中だよ善逸、静かにして」
「なんでAちゃんはそんなに落ち着いてられるんだよぉ!!?」
落ち着いていると言っても…
私だって一瞬動揺はしつつあった。
でも、炭治郎君が守るものだから多分大丈夫だと
思うし…。じゃなかったら今頃炭治郎君生きてないし。
善逸は考えることをしないからすぐに騒ぐ…
まあそんなところも魅力なんだけど。
そして箱はキィィ…という音を立てて少しずつ開いていった。
「うわ」
「ひっ!開いた!?鍵かかってないんかい!!!」
「ぜ、善逸!出来るだけ刺激しないように静かに!」
「そんなこと言われてもさ、怖いものは怖いんだよAちゃん!?」
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モブ - 小説とても面白くて大好きです!更新頑張って下さい! (2020年6月21日 16時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
炭 - この作品とても面白いですね、炭治郎尊すぎ、、、最高です^ - ^ 続き楽しみにしてます 更新頑張って下さい、応援してます(^-^) (2020年4月7日 13時) (レス) id: ffca10f92f (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - すっごい面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年2月23日 10時) (レス) id: b9cee0a3ce (このIDを非表示/違反報告)
ユズル - 禰豆子ちゃーーん!続き楽しみにしてます! (2019年12月28日 16時) (レス) id: 714217a757 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 気になって前作から読み直しました!すごく面白いですドキドキします!応援してます。続き楽しみです。 (2019年12月18日 14時) (レス) id: 050eab402f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水野 | 作成日時:2019年12月8日 16時