26話目 ページ26
私が三体ビビりながら倒し
伊達組の皆さんが十体ぐらい倒した頃
敵は全員居なくなっていた
全滅させたと安心したのもつかの間
その場に冷たい空気が流れる
空も暗くなっている
伊達組の目線のような冷たさじゃない
夜だからという訳でもない
もっと違うもの
空に大きなゲートが開く
青いゲート
中から出てくるのは
青い敵軍
そうだ、これは
「検非違使……!!」
さすがにこれは無理だ
夜だから二人は戦えないし
どちらにしろ初心者と失礼だけど低レベルでは
かないっこない
向かってくる検非違使
取り敢えず私達は刃を構えた
検非違使は向かってくることなく
私達の20ｍ先で止まった
「……え？」
唖然とする私達
すると検非違使の中から一人の男性が出てきた
遠目でもよく見える
青い火をまとい所々にまとわりつく白い骨
体型は筋肉が若干ついているどこぞのイケメン男子
けれど雰囲気は違う
大きな威圧感
神にも劣らぬその威勢
まるで鬼だ
「やぁー！歴史を変えた女子ー！」
女子をおなごと呼んだこと男性
まぁ女子は私しかいないから
私のことを言ってるのだろう
少ししか変えてなくても
歴史に手を出したのは変わらないそういう事か
あぁやっちまった
少しずつ近ずいてくる男性
正直来ないで欲しい
伊達組の皆様はどんな顔をしているのだろうか
私を睨んでいるのだろうか
まぁ自分より後ろにいるからわからないけど
そしてその男性はついに私の目の前まで来た
身長は高く顔を見るにも首が痛い
屈むぐらいしてくれてもいいのに
「ははっ、そう睨むなよ
別にこんな小さい事を変えた君を
しょっぴこうって訳じゃないぞ？」
小さいこと何故かその言葉に安心する私
その男性は私の頭をポンポンと叩く？撫でる？
やめてほしいと思いながらも何も言わない
下手に口出して死にたくはない
「ハハッ何も言わないか
それでいいたいことがあるんだが
りくを知ってるか」
笑っていた姿から一変
少し微笑んでいた
だが目は笑ってない
「知りません」
「しらばっくれるな」
否定すれば彼は光のない目で
私を真顔で見つめた
「知っていてもお前に教える筋合いはない!!」
腐ってもあいつは幼なじみなんだ
絶対教えてやるもんか
そう思い言うと相手は私を睨んだ
ヒュッと音を立て息を呑む
すると私の足元にゲートが開く
一気に落ちると身構えるが
そうはならずゆっくりと体が沈んでいく
これに飲み込まれたらもとにもどるんだろう
私はもう構っている暇はないと
伊達の皆の方を向いた
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溜め息(´ ▽｀).。(プロフ) - ああ！待ってました！これからも頑張ってください！なんでリア友なのに敬語なんですかね！ (2018年8月19日 23時) (
レス) id: 3ed5909315 (このIDを非表示/違反報告)
溜め息(´ ▽｀).。(プロフ) - 新作など頑張ってください！(^q^) (2017年9月30日 19時) (レス) id: 3ed5909315 (このIDを非表示/違反報告)
溜め息(´ ▽｀).。(プロフ) - お久しぶりですこれからも頑張ってくだせぇ(^q^) (2017年9月29日 17時) (レス) id: 3ed5909315 (このIDを非表示/違反報告)
溜め息(´ ▽｀).。(プロフ) - ﾌｧｲﾄｰ!ヾ( ￣0)乂(0￣ )/ｲｯﾊﾟｰﾂ! (2017年8月5日 1時) (レス) id: 3ed5909315 (このIDを非表示/違反報告)
月の宝石(プロフ) - 溜め息(´ ▽｀).。さん» お久しぶりですねぇ！！頑張りますよ！！最新遅いけど！！ (2017年8月5日 1時) (レス) id: 60630009e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月の宝石 | 作成日時：2017年6月2日 15時
