19話目 ページ19
「もーやめてよー！」
ボサボサの髪を直しながら優乃花が言う
一瞬みえた黒の目は完全に冷たく
恨みの目だった
「おい お前ら」
りくに止められる
そっちを向いたらなんかバカにしてるような目で
「まだゲームとかに浸ってんの？お子様」
こっちを指さしながら笑う
「お子様で悪かったですねーこの童貞」
りくに言い返すために言ってやった
するとりくは顔を真っ赤にして何言ってやがんだ！って言った
「お前の方がお子様だわ」
アッハハと笑いながら私も言い返す
すると朝会のチャイムがなる
「ふー、おふざけも終わりにして集中しますか」
私は横を向くのをやめ黒板の方に向く
お前からやったんだろと言われた気がするが
あいつの方が始めたと私は思ったのでスルーした
そして見てしまった
滑稽と思ったのか優乃花のスマホに
刀剣達が怪我した写真があるのを
あいにく、りくはそれに気づいていないようだ
私はそれを見てしまい手に力を込める
そしたらりくが焦って
「おい、A手……」
そう言われ手に目を向けるすると爪がくい込んだのか
手のひらから血が出ていた
「あっ……血でてる」
私が興味無いようにそういうとりくは溜息をつき
私の血がついた手を上に上げ立つ
それにより私を椅子を鳴らしてガタッと立つ
「せんせー、こいつ怪我してるんで保健室連れて行きまーす」
すると先生は気にびっくりするが
保健委員はと探す
すかさずりくが
「あー、俺でも治療できるんで大丈夫です」
そう言い私の手を引っ張り保健室まで連れてく
私の顔は今豆鉄砲くらった鳩のようだろう
余り力の入らない体で階段を降りる
すると脚がもつれ前に倒れようとする
「うわっ」
りくが私の方を向く
すると驚いて私に怪我させまいと
自分の背を下にし庇った
「いっ……つ」
ドサッと背中から落ちて
りくは痛そうに少しうずくまる
私は焦ってりくから離れ
「ご！ごめん大丈夫！？」
おー、と気の弱そうな返事をする
私は大丈夫じゃないなと思い
りくを肩で持ち上げる
余りの重さに足元がフラフラする
「お……い大丈夫だって」
自分は血が出てるのを気にせず
りくをゆっくりと保健室へ連れてく
「さすが7段目から落ちたら痛いわよ」
まぁ、私がもつれたのは10段目だが
少しりくをズルズルと引きずったが保健室についた
ガラガラと開けるとなかには誰もいなかった
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溜め息(´ ▽｀).。(プロフ) - ああ！待ってました！これからも頑張ってください！なんでリア友なのに敬語なんですかね！ (2018年8月19日 23時) (
レス) id: 3ed5909315 (このIDを非表示/違反報告)
溜め息(´ ▽｀).。(プロフ) - 新作など頑張ってください！(^q^) (2017年9月30日 19時) (レス) id: 3ed5909315 (このIDを非表示/違反報告)
溜め息(´ ▽｀).。(プロフ) - お久しぶりですこれからも頑張ってくだせぇ(^q^) (2017年9月29日 17時) (レス) id: 3ed5909315 (このIDを非表示/違反報告)
溜め息(´ ▽｀).。(プロフ) - ﾌｧｲﾄｰ!ヾ( ￣0)乂(0￣ )/ｲｯﾊﾟｰﾂ! (2017年8月5日 1時) (レス) id: 3ed5909315 (このIDを非表示/違反報告)
月の宝石(プロフ) - 溜め息(´ ▽｀).。さん» お久しぶりですねぇ！！頑張りますよ！！最新遅いけど！！ (2017年8月5日 1時) (レス) id: 60630009e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月の宝石 | 作成日時：2017年6月2日 15時
