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A「…っ。グク、、起きてたの？」
グク「うん。Aの寝顔、見ていたくて。」
朝目覚めると、グクはベッドの縁にいて
その目はしっかりと開いていた。
A「…眠たくない？」
グク「うん、俺寝て来たから。」
グクの目はパンパンに腫れていて
それはきっと私も人の事を言えないんだらうなって。
「Aさーん、朝食ですよ。」
A「はーい。」
扉を開けて来た看護師さん。
「あら、今日は早くからお客さん？」
A「あ、まぁ。。」
「そっか。良かったね、Aちゃん。」
A「え？」
「だって、あなたいつも朝は誰もいないから…寂しそうな顔してたじゃない。」
看護師さんは、微笑むとテーブルに色味のない朝食を置いた。
「それじゃ。」
看護師さんが去ると、グクが笑った。
グク「寂しそうな顔してたの？」
A「…うるさいっ！」
グク「…やっぱり、可愛い。A。」
そう言ったグクの笑顔は、元気がない。
A「こんな…やつれちゃったのに、、、？」
グク「え？」
丸いグクの瞳が私とぶつかる。
A「こんな細くて、ガリガリなのに…？具合悪い日は青白くて、もう死にそうな顔してるんだよ？？それなのに、、、」
グクの手のひらが髪へ触れる。
グク「それでもAでしょ？」
無邪気な子供みたいな笑顔で
真剣な話をしてるってのに、、すごく笑ってた、
グク「それでもAはA。僕にとっては、ずっと可愛いAなの。」
A「バカ…」
くしゃくしゃと髪を乱すと、頬にひとつキスを落とした。
グク「はい、早く食べなきゃ。」
続く (更新停止中)
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クーミーン - 泣いちゃいました (2018年9月27日 19時) (
レス) id: 48bf0c1af6 (このIDを非表示/違反報告)
ぶたこ - やばい、、、涙がとまりません。笑 すごく気に入りました！頑張ってください！！ (2018年3月31日 1時) (レス) id: 537f77143e (このIDを非表示/違反報告)
ワナ太* - オリジナルフラグ外して下さい。 (2018年3月14日 2時) (レス) id: ae3f142b57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい。 | 作成日時：2018年3月14日 0時
