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A「…もう入院しないとダメ？」
倒れたのは、貧血なんかじゃない。
私の死は近づいてきてる。
たまたまグクが呼んだ病院が、
私の行っている病院で
先生もいたから、安心した。
先生もなにかを察したのか、
グクにはなにも言ってないようだし。
先生「Aちゃん、、もう君はいつ、倒れてもおかしくない。またこんな風に倒れるかもしれない。そして、、」
A「死んじゃうかもしれない。」
先生は、俯いた。
なんとなく分かってた。
A「先生…？」
先生「ん？」
A「今日、お昼に来てた男の人。あれ、彼氏なの。」
先生「うん。でも、Aちゃんの病気は知らないように感じたよ？」
A「うん、言ってない。むしろ病気が分かってから付き合ったの。」
先生はなにも言わず、ただただ聞いてくれた。
A「…絶対、おかしいって思ったよね、今日で。お母さんは相変わらずめちゃくちゃ焦ってたし。」
お昼の光景を思い出した。
A「もう、、か。」
先生「え？」
A「もう離れなきゃ。」
先生「…言わないの？」
A「うん…。もう少しだけグクといたかった。一緒にいて、もっともっと、、思い出が欲しかった。」
先生「Aちゃん…。」
グクには、言わない。
彼にはタイミングを見て、私から別れを告げよう。
気づいたら、頬は濡れていて
どうしようもない、悲しみに襲われた。
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クーミーン - 泣いちゃいました (2018年9月27日 19時) (
レス) id: 48bf0c1af6 (このIDを非表示/違反報告)
ぶたこ - やばい、、、涙がとまりません。笑 すごく気に入りました！頑張ってください！！ (2018年3月31日 1時) (レス) id: 537f77143e (このIDを非表示/違反報告)
ワナ太* - オリジナルフラグ外して下さい。 (2018年3月14日 2時) (レス) id: ae3f142b57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい。 | 作成日時：2018年3月14日 0時
