episode32 ページ32
--ユンギside--
ユンギ「来ると思った・・・。笑」
渡されたのは、カードと
黒い帽子に黒縁メガネ。
地味なTシャツ。
そしていつものように俺を捉えるカメラと
ニヤニヤと笑っているスタッフ。
そしてもらったカードを読み上げる。
ユンギ「ミッション・・・今日はAのカムバック！！妻の舞台を応援し、プロポーズしてください。」
プロポーズ・・・？！
思わずカメラの奥のスタッフを見つめる。
ユンギ「ど、どういうことですか？笑」
そして、カメラが回ってる中で説明を受ける。
今日は、楽屋でスタッフに紛れ込んで
舞台の出番を、待つ。
そして生放送で歌う曲のクライマックスに登場し、プロポーズの言葉をかける。
ユンギ「いや・・・そもそももう結婚してますよね？笑」
スタッフ「まあまあ。ちゃんとプロポーズはしてないじゃないですか！」
ユンギ「なるほど・・・。笑」
スタッフ「もうAさんは、楽屋にいらっしゃるのでバレないように本番を待ってください。」
ユンギ「これ着て？」
スタッフ「はい。」
なんて、、、俺らしくないミッションだ。
やけにスケジュールが空いてるなと思えば、
マネージャーから連れてこられ、
いつものスタッフさんを見つけ、察したものの・・・想像以上のスケールだ。
慣れているテレビ局。
だけど今日は・・・ちょっと違う。
メンバー達は、もちろん事務所にいるし
知り合いの歌手はいるものの、
Aの舞台の練習だ。
マネージャー「ってことで・・・こちらへどうぞ？」
ユンギ「あ、はい。」
そしてAのマネージャーである男性が
楽屋まで案内してくれる。
マネージャー「Aは、いま着替え中です。あの子緊張してるんで、ユンギさんに気づかないと思いますよ。笑」
ユンギ「だといいんですけどね。笑」
すっかり変装を、終えた俺は
Aの名前が書かれた楽屋へ足を入れる。
すると・・・
A「ふぅ〜緊張・・・。」
そう言いながら入ってきた女性。
ユンギ「・・・っ！」
Aだ。
俺は、楽屋の隅にあるスケジュール表を貼り直すといういかにもおかしなスタッフを演じ始めた。
鏡の前で、自分自身を見つめてるAは
ステージ衣装とメイクのせいか
いつもより雰囲気が大人で、
ギャップっていうやつを勝手に感じてた。
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シュガー&ソルト - ユンギ様のお爺ちゃん加減は、ほどほどに！(;-;) (2018年11月30日 20時) (
レス) id: 1fc39f81cf (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 2ページ目のことなのですが、フィクションですね！ノンフィクションとあって え！？リアルにあった事！？と一瞬焦りました笑これから読ませていただきますm(_ _)m (2018年4月9日 17時) (レス) id: 92b2188842 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 切ないです！切な過ぎます！もうドキドキです！本当更新楽しみに見させていただいています！新章楽しみにしていますね！素敵なお話ありがとうございます！ (2018年2月17日 11時) (レス) id: 52e45cc316 (このIDを非表示/違反報告)
なひょん - おもしろいです！毎回楽しみにしてます！！！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: 00207f6284 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - ほんとにほんとにこと作品面白いです！！更新頑張ってください！！いつも楽しみにしてます！応援してますー！ (2018年2月10日 23時) (レス) id: a1c003f28a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい。 | 作成日時：2018年1月3日 23時
