episode29 ページ29
ユンギ「ボーっとしてただろ？笑」
真上には、青空とユンギさんの顔。
A「・・・ご、ごめん。」
ユンギ「カムバック前なんだから。気をつけないと。」
A「うん。」
ユンギ「起き上がれるか？」
A「う、うんっ！」
そう言って、私の背中を支えたまま立ち上がるユンギさん。
私も合わせるように立ち上がった。
・・・っ。
びっくりした。。
あんなに近いの、、初めてだったから。
何事もなかったかのように、ユンギさんはまた滑り出す。
だけど
A「・・・。」
私は心臓がバクバクで、
さっき考えていたことが一瞬でわからなくなった。
私・・・どんな気持ちでこの番組、収録すればいいんだろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ユンギ「楽しかったな。」
A「うん。転びそうになったけど。笑」
スキーが終わって、
スキー場の近くにある小さなカフェに入った。
寒かったから、2人ともホットコーヒーを飲んで
ゆっくりな時間が流れる。
ユンギ「あ、そういえば、曲。」
A「あー、うん。私は満足してるんだけどね？・・・聞いてもらえる？」
ユンギ「おう。」
携帯を取り出して、イヤホンをユンギさんに渡す。
そして、収録が終わった曲を流した。
ユンギ「おっ。ドキドキー。」
そう言って笑ったあと、目を瞑って曲に集中を始めたユンギさん。
曲が終わるまで・・・長く感じる。
向かいに座ってるユンギさんは何を感じているのかなって。
私だってドキドキするんだよ？ユンギさん・・・
あなたに少しでも気に入ってもらいたくて
作詞作曲する時だって
あなたの顔が何度も浮かんだの・・・
ねぇ、それっておかしいことなのかな？
マネージャーオッパが言ったみたいに
誰のために曲を作ってるんだって怒られるかな？
でもね・・・
私はあなたに1番に聞いてほしかったの。
優しく微笑んでほしかった・・・
この気持ちだけは、、嘘にしたくないんだ。
私たちの関係は、嘘だらけなんだけどさ。
ユンギ「・・・っ。」
ユンギさんがイヤホンを外した。
A「どう？」
ユンギさんは、私の目を見ると
頷いて、優しく笑った。
ユンギ「すごくいい・・・。途中の編曲がものすごく効いてて。歌詞もストレートでものすごく刺さる。」
A「良かった！」
ユンギ「絶対、大丈夫。カムバック頑張れよ。」
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シュガー&ソルト - ユンギ様のお爺ちゃん加減は、ほどほどに！(;-;) (2018年11月30日 20時) (
レス) id: 1fc39f81cf (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 2ページ目のことなのですが、フィクションですね！ノンフィクションとあって え！？リアルにあった事！？と一瞬焦りました笑これから読ませていただきますm(_ _)m (2018年4月9日 17時) (レス) id: 92b2188842 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - 切ないです！切な過ぎます！もうドキドキです！本当更新楽しみに見させていただいています！新章楽しみにしていますね！素敵なお話ありがとうございます！ (2018年2月17日 11時) (レス) id: 52e45cc316 (このIDを非表示/違反報告)
なひょん - おもしろいです！毎回楽しみにしてます！！！ (2018年2月11日 13時) (レス) id: 00207f6284 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - ほんとにほんとにこと作品面白いです！！更新頑張ってください！！いつも楽しみにしてます！応援してますー！ (2018年2月10日 23時) (レス) id: a1c003f28a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい。 | 作成日時：2018年1月3日 23時
