episode87 ページ37
--ユンギside--
ユンギ「盗み見は、趣味悪いぞ。」
Aの控え室を出た後、
その扉のすぐ横にもたれかかっていたジミン。
ユンギ「…次の仕事、行くぞ。」
ジミン「ヒョン。」
歩こうとする俺を
止めるように口を出したジミン。
ジミン「ヒョン…僕、本気だから。譲れないから。」
ユンギ「分かってる、お前のことなんか、ずっと前から。」
ジミン「さすが、ヒョン！」
またいつもの愛嬌だらけの笑顔になって、
俺と肩を並べて
ジミン「行きましょう！」
なんて笑う。
器用なヤツだ、本当に。。
Aのこと、
ユンギ「俺だって、譲れないからな。」
ジミン「え？？」
ユンギ「なんでも無いよ、チビ。ほら行くぞ。」
ジミン「待って！！僕、ヒョンと1センチしか変わらないのに！！！」
バタバタとその可愛い笑顔で追いかけるジミン。
俺は、そんな弟が大切で仕方ない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ユンギ「…うーん。」
ホソク「じれったい！！」
ある日の作業中。
・・・と言っても、作業はしていない。
隣にはうるさいホソク。
ユンギ「だから返信来ないだけで、、騒ぐなよ。」
ホソク「Aちゃんのこと嫌いになっちゃうよ？！！こんなにヒョンを…悩ませて！」
ユンギ「うるせぇな。」
2時間前
今日晩飯、どうか？と、送って
未だ返信は無い。
ホソク「ちなみに何を食べに行くんですか？」
ユンギ「串焼き…」
ホソク「ヒョン…相手、女の子ですよ？それに、あなたが落としたい女の子ですよ？？」
ユンギ「だって、Aが行きたいっていうから。」
呆れたように笑うホソクを睨んで、
俺は携帯をテーブルに置いた。
ユンギ「あー、腹減った…。」
だけど、もう少し待ってみる。
パソコンに向き合った時
俺の携帯が光る。
ユンギ「・・・！」
ホソク「お！！来た？！」
画面には…
"遅くなってごめんなさい。19時に仕事が終わるのでそれ以降でも大丈夫ですか？"
ユンギ「やった。」
思わず声に出た。
そんな俺に爆笑するホソク。
ホソク「そんなヒョン、初めて見た。」
ユンギ「どんなヒョンだよ。笑」
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ふわこ - この小説読みながらFake Love聴いてました。なんか曲にあってるような気がしました…！ (2019年9月29日 13時) (
レス) id: 565358e56d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい。(プロフ) - masumicky?さん» ありがとうございます。笑タイピングしながら気付いてませんでした。笑 (2018年9月3日 7時) (レス) id: 5858d0ba0f (このIDを非表示/違反報告)
masumicky?(プロフ) - 差し出がましいかもしれませんが、仮想が仮装になっておりシリアスなシーンで吹き出しました…。 (2018年8月28日 8時) (レス) id: 386d4bfa34 (このIDを非表示/違反報告)
ちびニョロ(プロフ) - このお話大好きです！更新楽しみにしています(^^) (2018年6月12日 1時) (レス) id: 8d7f6f6ec3 (このIDを非表示/違反報告)
チムやんチム(プロフ) - ジミンかユンギどっちと幸せになっても私は嬉しいです ！！更新ファイティンです ！！ (2018年4月22日 3時) (レス) id: 47f32d3ab7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい。 | 作成日時：2018年2月17日 13時
