episode78 ページ28
A「go away.......」
ユンギ「それは・・・気にするな。」
気にするなという割には
堂々と扉の前においてあるインパクト大の猫。
カメラマンさんも、ふふっと笑って和やかな空気が流れた。
作業室に到着した私は、その猫を何とかスルーして扉の奥へ足を踏み入れた。
A「うわ・・・ユンギさんの匂い。」
ユンギ「やっぱり、する？」
A「うん！」
彼が使うほのかなに香る香水の匂いと
彼自身の暖かな匂いが混ざっていて
いつも篭っているとは聞いてたけど
本当にさっきまでいたんじゃないかと感じたくらいに、彼の匂いでいっぱいだ。
そっか
って微笑んだユンギさんは、ピアノ前に座って
私は向かいのソファーに腰をかけた。
ユンギさんが好きそうな小物で埋め尽くされた部屋。
見ているだけでも、楽しくて
彼を知れた気がして・・・
なんだか嬉しくて、自然と頬が緩んだ。
A「今日は？」
ユンギ「ん。Aと、曲作ろうと思って。」
A「曲？！・・・いいの？」
ユンギ「・・・いいのって？なにが？？」
ユンギさんは、ふふって笑った。
A「だって・・・」
ユンギさんは、バンタンを支えてる音楽家で
忙しいはずなのに・・・
私なんかと。
ユンギ「それでさ、ミックステープで発表しようかなって思って。アルバムは、メンバー達が冷やかしそうだからさ。笑」
A「・・・うんっ！！！する、するよ！」
彼にとって、どれだけ音楽が大切か知ってる。
彼の音楽への熱量、思い
それは音楽を聞けば、伝わってくる。
そんな彼と音楽を作れるなんて・・・
嬉しい。
「いいな〜」
ん？
どこからか聞こえた声に振り向くと
A「あ！ジョングク君・・・」
ジョングク「お久しぶりです、Aさん？？」
ユンギ「お前、ボーカルレッスンは・・・」
ジョングク「トレーナーが風邪でお休み。だから遊びに来ました！！」
ニコっと笑う彼。
ユンギ「ま・・・いい。入れ。」
ニコニコしたジョングク君。
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ふわこ - この小説読みながらFake Love聴いてました。なんか曲にあってるような気がしました…！ (2019年9月29日 13時) (
レス) id: 565358e56d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい。(プロフ) - masumicky?さん» ありがとうございます。笑タイピングしながら気付いてませんでした。笑 (2018年9月3日 7時) (レス) id: 5858d0ba0f (このIDを非表示/違反報告)
masumicky?(プロフ) - 差し出がましいかもしれませんが、仮想が仮装になっておりシリアスなシーンで吹き出しました…。 (2018年8月28日 8時) (レス) id: 386d4bfa34 (このIDを非表示/違反報告)
ちびニョロ(プロフ) - このお話大好きです！更新楽しみにしています(^^) (2018年6月12日 1時) (レス) id: 8d7f6f6ec3 (このIDを非表示/違反報告)
チムやんチム(プロフ) - ジミンかユンギどっちと幸せになっても私は嬉しいです ！！更新ファイティンです ！！ (2018年4月22日 3時) (レス) id: 47f32d3ab7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい。 | 作成日時：2018年2月17日 13時
