スクール革命2【 鬼滅の刃 】

47話 ページ8

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善「 ····それで、友梨奈ちゃんの目がキラって光っ
て、何かと思ったら俺に凄い速さで向かって
来て·····、」



てちを止めた後、善逸さんに一通り話を聞いた。

善逸さんが差し入れで持ってきてくれたケーキを皆
で話し合いを済ませた後に食べようと言っていた
のにてちが凄い速さでケーキを食べようとしたらし
い。

危機一髪で保乃ちゃんがケーキをてちから奪い取っ
ててちが野生のようにケーキを見ていた····との事。


本人は机に突っ伏してぐったりとしている。



「 何か、いろいろと大変だったね、」

村「 あぁ。あそこで保乃ちゃんがケーキをてち
から奪ってなかったら確実に今頃てちはケーキを
頬張っていたな。」

森「 とんでもない速さでしたもんね···· 」



てちは甘い物に関するとたまに周りが見えなくなる
時がある。

人から奪われた時はその奪った人を殺す勢いだった
時もあった。

そのぐらいてちは甘い物が大好きなのだ。



「 てち？そろそろ話し合い始めるよ 」

平「 ケーキ·····ケーキ····ケーキ····· 」



呪文のようにケーキを突っ伏しながら連呼するてち
を見て、私達は苦笑いをする事しか出来ない。



善「 いつも凛としている友梨奈ちゃんが甘い物が
大好きって可愛いね！買ってきて正解だった！！ 」

田「 ありがとうございます！ 」




善逸さんと保乃ちゃんの話を聞きながら私は、
あっ！と閃いててちに近づいた。



「 てち、話し合いが終われば食べられるよ！ 」



するとてちは勢い良く顔を上げて目をキラキラ
させ、私を見た。



平「 本当····！？ 」

「 うん！ 」


私は後ろを向いて親指を立てると村田君達も
親指を立ててグッとサインを送ってくれた。



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