スクール革命2【 鬼滅の刃 】

68話 ページ31

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田「 何ですか！それ！！ 」



放課後、てちに "話したい事がある" と言われて
喫茶店に来た。

てちから一通り話を聞いた後、保乃ちゃんは勢い
良く立ち上がった。



理不尽すぎる。

悪いのは完全にSランクの人達の方だ。

なのに女の子が悪者扱いされるなんて······。



森「 許せない····！ 」

村「 その子、大丈夫だった？ 」


平「 うん。最後は笑ってたから 」



隣にいるてちは俯きギュッと拳を作る。

そんなてちの拳を包むように両手で覆った。


何で、いつも悪くない人達が辛い思いをしなきゃ
行けないのだろう。

ただ普通に生活しているだけで、なんでこんな辛い
思いを·····。




平「 A···· 」

「 ん？ 」


平「 私ね、これ以上みんなの辛い顔を見たくない
みんなが泣いている顔を見ると思うんだ。

助けてあげたいって 」


「 うん··· 」


平「 だから······

体育祭の日、私も決着を付けようと思う 」




目を丸くしててちを見つめると、てちは真剣な目で
私を見つめ返していた。

てちはゆっくりと私から視線を外し、村田君達の方
も見る。




平「 皆に否定されても、私は辞める気無いよ。
そろそろSランクの人達に対する怒りが抑えきれ
そうに無いんだ。

····だから体育祭の日に全部言ってやるんだ。

私達が思っている事を本人達を目の前にして、
全部吐き出してやる 」




てちは不思議だ。

てちの行動にはいつも驚かされる。

てちの口から出る言葉はいつも何かを動かされる。




そんなてちを支えたい。

皆、思ってる事は同じのようだ。


私達は微笑んでてちを見つめた。
それは何かの合図でもあった。



"了解"




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