スクール革命2【 鬼滅の刃 】

55話 ページ18

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母「 はい、前向いて 」

「 はい···！ 」



リビングで浴衣の着付けをやってもらい、お母さん
が帯を巻いている中、テレビを見た。



『 夏らしく蒸し暑い夜が続くでしょう 』



テレビでは天気予報がやっていて、外に出ている
女性がそう言った。

夏らしくって何だろう···· 笑




母「 よし、キツくない？ 」

「 平気！ありがとう！ 」



浴衣は毎年着ているものだが、やはり慣れない。

するとお母さんが私をじっと見つめて言った。




母「 去年より少し太った？ 」

「 うっ！？ 」



····確かに、夏休みに入ってから勉強モードに入って
なんなら、甘いものも食べている。

けどそんなストレートに言わなくたって···！！




「 そんなストレートに言わないでよ！ 」

母「 でも去年の夏と比べたら····ねぇ？ 」

「 だーかーらー！ 」

母「 ふふっ、はいはい 笑 」




クスクス笑っているお母さんをジロリ、と見つめ
スマホを見た。

"04:50" と時間が表示されていて、私は洗面所に行き
スマホで改めてインスタを開き、

【祭りに似合う可愛い髪型】

という動画を見ながらヘアアイロンで髪を巻いた。







······································
·························
················





【ピンポーン】



インターホンが鳴り、玄関に行きドアを開けると
浴衣姿のてちがひょっこりと顔を出した。





「 やっほ〜！」




平「 よっ！浴衣似合ってる！可愛い！！ 」





「 てちもね！可愛い！ 」





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