スクール革命2【 鬼滅の刃 】

54話 ページ17

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「 ん〜！！ 」


背もたれに寄っかかって思いっきり背伸びをする。

そして腕をおろして "はぁ、" とため息をついた。

しばらく勉強したノートをぼーっと見つめて、
そのまま視線を机の引き出しに向けて、引き出しを
開けた。

中には1冊のノートが入っていて私はそのノートを手
に持ち開いた。



" スクールカースト制度用ノート"

一応、分かる所までをこのノートにまとめている。
夏休みもあっという間に過ぎるもので、気づいたら
8月に入っている。

それまでに話し合いをしてきてSランクの情報等を
たくさんまとめていて、結構ノートの表紙が汚れて
いた。




"ブーッ"




静かな空間にスマホのバイブ音が鳴り、私は傍に
置いていたスマホに目を向けてノートを閉じて、
スマホを開いた。



平《今日の夏祭り行く？》



てちからLINEが来て、私はチラリとカレンダーに
目を向けた。

そっか、今日は夏祭りの日か。




《行く！！》

平《おっ！じゃあ5時にAの家に行く！》




その返信に頬を緩めて私はスタンプを送ると、
スマホを閉じた。

夏祭りと言ったらやっぱり浴衣！！！

クローゼットを開けて中を漁ると去年も着た浴衣が
クリーニングに出された綺麗なままの状態で、
ハンガーに掛かっていた。



「 ····お母さーん！着方手伝ってー！！ 」



部屋から出て階段を降りながら叫ぶ。

未だに浴衣の着方が分からない。




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