シングルファーザーです【ヒプマイ】

10話 ページ14

貴方「ここか...」

目的地の近くのパーキングエリアに車を停め目的の家に着く

家というか事務所のような感じだ
万事屋山田と書かれた看板を確認し事務所の扉をノックする

一郎「あ、...和泉さんですか？」

貴方「あ！はい！和泉ですよろしくお願いします！」

一郎「はい、とりあえず立ち話もなんなんでどうぞ」

中から出てきた若い青年はエネルギッシュな感じがした、若者って感じだな

事務所のソファに座ると横からお茶を出してくれた少年がいた

貴方「ありがとうございます！」

三郎「あ...いえ」

クールな感じの子だな

正面に向き直すといつの間にか目の前に3人揃っていた

貴方「あ...えーと」

一郎「あ！すいません！自己紹介まだでしたね。俺は山田一郎っていいます！こっちは弟達です」

二郎「...山田二郎」

三郎「...山田三郎ですよろしくお願いします」

ﾋｪｯ…最近の若者のことはわからん

貴方「えと、その今回の依頼なんですけど...」

一郎「あ！聞いてます！仕事が忙しい時とかの送迎とか留守番ですよね！」

貴方「はい、お仕事に差し支えなければ支援して頂けると幸いです」

一郎「分かりました、じゃあ俺か弟達に任せるので安心してください！」

貴方「ありがとうございます、よろしくお願いしますね！」

一郎「良かったら、子供さんの写真とかあります？」

貴方「はい！勿論！」

携帯を取り出し一郎くんにピクニックの時の写真を見せる

一郎「おお...可愛いですね！」

貴方「ありがとうございます！自慢の息子と娘ですよほんとに！親バカですかねぇ」

子供のことを褒められてつい嬉しくなり口元が緩んでしまう

一郎「っ！ほんと...可愛いですね」

二郎「ちっちぇ...」

三郎「当たり前だろ？5歳と1歳だぞ？あ、低脳にはわかんないか？」

二郎「あ゛？てめぇ三郎！もういっぺん言ってみやがれ！！！」

一郎「こら！！お客さんいるんだぞ！喧嘩はやめろ！」

貴方「大丈夫ですよ、仲良いんですね！」

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