最後の仕事 ページ8
桜木『Aさん、ちょっといいかな？』
桜木さんに仕事中に呼ばれる。
A『どうしたんですか？』
桜木『実はまたスジュとの仕事が決まりました！』
A『それは、きっとうちのキュヒョナの仕業ですね(笑)』
桜木『シウォンさんもやりたいって言ってましたよ？』
A『キュヒョナだけじゃなかったんだ。』
桜木『男性用のシートマスクです。リフトアップ効果のある。』
A『そういう商品のモデルやりたいって言ってたし(笑)』
キュヒョナの言っていたことは希望通りだったみたい。
思わず笑ってしまった。
桜木『それと・・・これから言われると思うけど・・・・』
A『どうかしたんですか？』
桜木さんがいきなり真剣な表情になる。
桜木『僕とAさん・・・2年ぐらい韓国に出向になるみたいです。』
桜木さんの言ったことに言葉を失ってしまった。
桜木『この間の出張はやっぱりそういう意味があったんですね・・・』
だから2人で出張だったんだ・・・
A『それは決定事項ですか？』
桜木『そうだと思います。これから辞令が渡されると思います。』
2年か・・・韓国にずっといれるのは嬉しいけれど・・・
桜木『迷う必要があるんですか？』
A『それはないですけど・・・2年もいたら帰りたくなくなりそうじゃないですか(笑)』
桜木『そのまま韓国支社で働けばいいんじゃないですか？』
A『そんな・・簡単に・・・』
桜木『いつ何があるかわからないじゃないですか？だからこそ、今、キャリアを積んでおくべきだと思います。』
キュヒョナとの未来は約束されたわけじゃない・・・
だからこそ、自分で一人で歩けるように仕事で経験を積んでおくべきだと。
A『まず・・・スジュのシートマスクのほうの企画会議進めましょう！』
仕事をしていれば自分なりに答えは見つかると思ったから。
桜木『早く、キュヒョンさんに教えてあげてください！僕はシウォンさんに言うので。他の人から聞くの、キュヒョンさんも嫌だと思いますよ？』
確かに・・・
でも・・・どう切り出そうかな。
桜木『イメージモデルのほうの話はもういってると思うので、韓国に行くことを話してあげてください。』
桜木さんと別れて
自分の部署に戻るもなんだか落ち着かなかった。
時間を見てはスマホとにらめっこする。
この時間はあまり連絡したことないんだよね・・・
そうしているうちに上司に呼ばれて
韓国支社への出向を命じられる・・・
嬉しい知らせ？〜KHside〜→←悲しい結末〜KHside〜
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凛音(プロフ) - りんさん» やっぱり、異国の地で仕事するのは不安ですよね・・・ギュはかなりハイテンションになりそうです（笑） (2022年5月18日 6時) (
レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒロインちゃんは、不安、ぎゅは、ウキウキかな？＾＾ (2022年5月8日 16時) (レス) @page9 id: ad9fb4057b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音
| 作者ホームページ：https://ameblo.jp/nonkitty600128
作成日時：2022年4月4日 18時
