憧れ・・・ ページ15
A『そっか・・・済州はリゾートウエディングで結婚式する人多いもんね。』
メイ『だから、オンニはここで私のアシスタントとしてドレスの着付けを頼むわ。』
ウエディングドレスっていったら、チャンミンの結婚式以来だな。
A『まあ・・・経験はあるかな。』
メイ『一緒にいいもの作ろうね!』
すっかりメイちゃんのペースになっている。
とうぶんここを脱出するのは難しそう。
メイ『それと、オンニ、脱出するっていう考えは捨てたほうがいいよ。私のアシスタントスタッフもここで一緒に暮らしてるし、男性スタッフが多いから気をつけて(笑)』
もしかして、一緒に車に乗せた人たちのことか。
A『・・・もし、メイちゃんが私のこともういいって思ったらその時は私をソウルに帰して?』
メイ『いつになるかわからないよ(笑)これもいい経験だと思って?』
よくわからないままに私はメイちゃんのアシスタントスタッフとして
済州島で生活することになる。
あの時持っていた所持品もどこにあるのかわからず
メイちゃんに渡されたのは仕事用のケータイと法人名義のクレジットカード。
メイ『これで、好きなもの買ってね。』
メイちゃんの経営する会社は済州でも大きい会社のようだった。
ホテルも何軒か経営していて済州島でメイちゃんを知らない人はいなかった。
日本から留学してきて随分頑張ったんだな。
メイちゃんといると私のしてきたことがちっぽけに思える。
1日の流れとしてはメイちゃんとともに出社し
同じ家に帰ってきて、今のところ一番下っ端の私が食事の支度をする。
済州島は海の幸もおいしいし、黒豚でも有名だ。
料理をするのも楽しくなってくる。
メイ『オンニ?ここでの生活あってるんじゃない?』
夕食を終えてメイちゃんと焼酎を飲んでいると
A『そうかな?でも、自然が多くて食べ物も美味しいしからいいのかも。』
メイ『ソウルは窮屈じゃなかった?』
ソウルの暮らしはそれなりに楽しかった。
ずっと都会暮らしが長かったからもしかして自然の多い
ここでの生活が新鮮に感じるのかもしれない。
A『ここでの生活も楽しいけれど・・・ふとした瞬間に思い出すんだよね。』
メイ『ヒチョルのこと?』
A『ううん・・・SMのみんなやスタイリスト仲間のこと。』
メイ『オンニ・・・もう諦めなよ。』
A『離れてみてよくわかった・・・私にとって大切なものは何かって・・・』
メイ『自分なりの答えがわかったんだね・・・・』
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凛音(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!ヒロインちゃんも学ぶことたくさんあるようです! (2022年1月5日 9時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 番外編楽しみです。ヒチョル、ぎゅ、離れてみて初めてわかる大切にすべき思い^^ (2022年1月4日 22時) (レス) @page15 id: 36cd9aa078 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» りんさん、今年もよろしくお願いします。なんだか、ヒチョリといい感じになってしまいました(笑)結婚結婚ってヒチョリも言われて大変だし・・・もしかしてですね。 (2022年1月3日 19時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん今年もよろしくお願いします。^^ (2022年1月2日 21時) (レス) @page7 id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒチョルなのか?ヒロインちゃんの家族になるのは?^^ (2022年1月2日 18時) (レス) @page7 id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛音 | 作者ホームページ:https://ameblo.jp/nonkitty600128
作成日時:2022年1月2日 11時