見慣れない場所とヒチョルペン ページ14
A『イタ・・・』
頭がズキズキする・・・気が付いたら真っ暗な部屋に1人だった。
聞こえるのは波の音だけ。
海の近く?
辺りを見回していると・・・
そこに飾ってあったのはスジュのグッズだった。
あの女の子のかな?
ゆっくりと立ち上がりドアのほうに向かうといきなりドアが開く。
???『気が付いた?』
さっきの女の子が顔を覗かせる。
A『ねえ・・・ここはどこなの?』
???『私の家だよ。ソウルからはめちゃくちゃ遠いよ(笑)』
A『もしかしてだけど・・・済州島・・・?』
???『よくわかったね!まあ・・・遠いっていったらそうなるか(笑)』
A『どうしてここに私を?』
???『さあ?どうしてかな?でも、ヒチョルオッパと一緒にいてほしくないって思うからかも。』
A『お願い!ソウルに戻りたいの!』
???『仕事があるから?あのさ、意外と自分がいなくてもなんとかなるものだよ・・・』
A『そんな・・・』
自分の思っていたことをそのまま言われたようだった。
自分がいないとまわらない・・・それは自分の思い込みなのかも・・・
なんとなくわかっていた・・・
私がいなくてもなんとかなるってこと。
???『あ・・・オンニって呼ばせてね。私の名前はメイ。ちなみに日本人だから・・・』
A『日本人?』
メイ『うん。数年前に韓国に留学してここに定住しちゃったの。』
A『で・・・ヒチョルのペンってこと?』
メイ『そういうこと(笑)』
A『どうして済州島なの?』
メイ『私・・・実は写真を撮るのが好きで、それが仕事になってちょっとだけ有名なフォトグラファーってやつなんだよね。』
A『すごいね!』
メイ『すごくなんかないよ。オンニだって一緒でしょ?服が好きだからスタイリストなんでしょ?』
A『なんで私のこと?』
メイ『オンニ・・・知らないの?SMのスタイリストのボスって有名だよ?』
A『(笑)ボスって・・・』
メイ『だから、どこかのグループのこと絶対付き合ってるって噂になってた。それがヒチョルだなんて・・・許せないよね。』
表情の変わるメイちゃん。
A『ごめん・・・メイちゃん・・・』
メイ『謝るくらいなら、ヒチョルオッパのことあきらめてよね。』
A『・・・私はここでどうすればいい?どうしたらメイちゃんに許してもらえるの?』
メイ『そうだな・・・私の仕事手伝って!』
A『仕事?』
メイ『そう!ブライダルの撮影スタッフなの!』
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凛音(プロフ) - りんさん» ありがとうございます!ヒロインちゃんも学ぶことたくさんあるようです! (2022年1月5日 9時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 番外編楽しみです。ヒチョル、ぎゅ、離れてみて初めてわかる大切にすべき思い^^ (2022年1月4日 22時) (レス) @page15 id: 36cd9aa078 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - りんさん» りんさん、今年もよろしくお願いします。なんだか、ヒチョリといい感じになってしまいました(笑)結婚結婚ってヒチョリも言われて大変だし・・・もしかしてですね。 (2022年1月3日 19時) (レス) id: 3e60328f6e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 凛音さん今年もよろしくお願いします。^^ (2022年1月2日 21時) (レス) @page7 id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヒチョルなのか?ヒロインちゃんの家族になるのは?^^ (2022年1月2日 18時) (レス) @page7 id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛音 | 作者ホームページ:https://ameblo.jp/nonkitty600128
作成日時:2022年1月2日 11時