【文スト】敦くんの妹が可愛すぎる件について！りにゅーある

ご ページ6

もうなんなのこの人たち。






帽子は何やら｢どう加減すっかなァ｣とか言ってる。







そのときは気づいてなかった。







｢ハイ捕まえた〜｣








後ろを見ると私の両手を持ったあのおじさんがニコニコしながら立って居た。






『離せっ…離してよ！！それか、殺してよ！』





一心不乱に悲痛に叫んだ言葉は受け入れられなかった。







｢まさか。私がそんなこと出来るとでも思うのかい……｣







黒いカーテンで締め切った窓の隙間から差し込んだ光が時間の経過を表していく。









『ままを殺したくせに私なんかを殺せないの？』






軽い挑発なのは目に見えるようなセリフだった。







でもそれと反して声色は純粋な疑問を投げかけるようなトーンだった






まだ気持ちが追いついてない。


ままが居なくなって、

この世界に1人になってしまったような孤立した気持ちさえくらくらとしてきてしまう









『私は……何をしたら……………
私を見てくれるの……？』







違う。言いたいことは。そんなんじゃなくて。





なのにどんどん言葉が紡がれていく







『なんで私を見てくれないの……。


ままだけだったの。


ままだけが私を私として見てくれたの……

死んじゃっても、ままのお人形さん演じてても、

なんでも良かったの。


おはようって私に言ってくれるのはままだけだったの。



ままだけだったのに。




なんで……。

ままが何したの……。





返してよ……





返してってば！




ままを返して』




視界がぼやけて頬に生温いものがつたっていくのが感じられた。





心の中も顔もぐちゃぐちゃになりながら叫んだ。









最後に残された記憶は、



ごめんねと呟かれたのと




首の衝撃だった。









＿＿＿＿＿＿＿＿＿

【空気を壊す作者の部屋】


森さんと中也さん喋らせたくてうずうずしてました。




作者『はーい！夢主喋って！』





夢主｢ままを殺せたくせに……_____｣








作者『中也さん森さんちょっとおすわり。』






作者『待てよ』





作者『待てよ』




作者『よし！中也はおすわり続行！』





森｢ごめんね｣








って感じでした

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