占いツクール
検索窓
今日:6 hit、昨日:34 hit、合計:8,490 hit

*ポッキーゲーム2 ページ2

そう一言呟いた彼は、ポッキーの箱からもう一本取り出し、それをパキッと半分に割り、私の口に加えさせた。
そして…彼は私の口に入っているポッキーを食べ、あっという間に唇に到達してしまった。

「き、吉良さん…!」

言葉の続きを言おうとしても、彼は静止を聞かず、甘いキスによって塞がれてしまう。
キス…というよりも、唇ごと食べられているような、感覚だ。

「ん…っ。」

先程は触れるだけのキスで終わっていたが、今度はそれよりも深くて…ゆっくりと唇を押し込んでいる。
心臓の音が隙がないくらいドドッと揺れ動いている。

とろけたチョコの味と、ふやけたクッキーが口の中に入っている。

吉良「……甘っ。」

何度も押し付けられる唇に、私は恥ずかしさでショートてしまう。
彼のキスが上手なのか、ちゃんと呼吸が出来るように数秒ごとに隙を開けてくれている。

…ポッキーゲームなんて、したことも聞いたこともない。
食べ続けたらキスしてしまうなんて…。
嬉しさもあるが恥ずかしいという気持ちが先に来てしまう。

暫くすると、ペロッと私の唇を舐められ、ゆっくりと私の口から離れた。

吉良「ご馳走様。」

ペロッと自分の唇を舐め、満足そうに目を細めている。
目が合うと、気まずさからか思わず顔を背けてしまう。

何でこんな恥ずかしいことをさらっと平気で出来るのだろうか。
私はもう心臓がはち切れそうなくらい、ドキドキしているけど、彼は余裕のあるような笑みでこちらに向けている。

吉良さんは、ドキドキしたりしないのかな…?

すると彼は私の頬に手を伸ばし、撫でるように滑らせる。
前までは、男の人に触れられることが恐怖でしかなかったのに…今はそんな恐怖心が彼のお陰で薄れつつあった。

暖かくて大きな手に、私はその手にそっと…寄りかかる。
人の手の温もりを感じられる日が来るなんて、前の生活からは到底考えられなかった。


吉良「……可愛いな。A。」

「っ!?…吉良さんには適わないですよ。」

吉良「いや、お前の方が可愛いに決まってんだろ。」

今まで彼から何回可愛いって言われたんだろうか…。
何度言われても、その言葉に慣れない…。


吉良「…なぁ、もう一回やろうぜ?ポッキーゲーム。」

「えっ?も、もう私は充分なので…!」

吉良「別に何回したって良いだろ?好きなんだから。」

「っ!??」

また恥ずかしげもなく、そういう事をさらっと言葉で伝えてくれる彼に、私は今日も終始振り回されっぱなしです……。

*呼び方→←*ポッキーゲーム



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
63人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ふわもこ(プロフ) - 氷浦メグさん» コメントありがとうございます!今後も良い小説が作れるように頑張ります(^^♪ (1月13日 21時) (レス) id: 5db886f9a4 (このIDを非表示/違反報告)
氷浦メグ(プロフ) - やばいヒロトかっこいいすき。てかヒロト誕生日おめでとう! (1月2日 21時) (レス) id: 3357bae399 (このIDを非表示/違反報告)
ふわもこ(プロフ) - ゆーみやンさん» 返信遅くなって申し訳ございません…!嬉しいコメントをありがとうございます!とても励みになります…!今後も良い小説を作れるように頑張ります(^^♪ (12月30日 22時) (レス) id: 5db886f9a4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - ヒロトかっこいい……更新頑張ってください!応援していますヾ(*´∀`*)ノ このお話大好きなので読んでて全然飽きないです!ふわもこさんのことずっと応援しています(*≧∀≦*) (12月21日 2時) (レス) id: cef1a7a657 (このIDを非表示/違反報告)
ふわもこ(プロフ) - ぴっぴさん» コメント遅くなって申し訳ございません!続編も見てくださってありがとうございます♪今後も良い小説を作れるように頑張ります(^^♪ (11月29日 7時) (レス) id: 5db886f9a4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふわもこ | 作成日時:2019年11月11日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。