深愛６ ページ6
そうしてる間に選手たちの練習は終わり、疲れた体を癒すため、皆そろって大浴場へ向かっていた。
選手たちがお風呂に浸かってる間、私達は料理の支度をした。
栄養のバランスを考えながら黙々と作っていると、大谷さんがやって来た。
大谷｢わぁ〜！Aちゃんの料理凄く美味しそう〜♪｣
その声に引き付けられるように御門さんと木野さん、ヨネさんが来た。
御門｢ほんとですね…是非後で食べてみたいです。｣
｢あ、ありがとうございます…！でもそんな大した物じゃないですよ。｣
木野｢後で食べてみたいわね。｣
ヨネ｢あたしも、Aちゃんが作った料理、食べたいわ〜♪｣
マネージャー同士で話していると、監督がやって来た。
監｢お話し中すみませんねぇ〜♪Aさん、少し私のお手伝いしてくれませんか〜？｣
｢え、あ、はい！今行きます！すみません。少しお席を外します。｣
大谷｢後は私たちに任せてー♪｣
監督に呼び出され、キッチンから離れた。
▼
監督｢そこの荷物はあそこの机の上に置いてください〜♪｣
｢はい！｣
監督の指示に従い、私はせっせと荷物を運んだり、選手たちのデータを整理したりしていた。
監督｢Aさ〜ん、少しこっちに来てくれますか〜？｣
監督のいる方へ行き、駆け寄ると、子分くんが椅子を用意してくれ、｢ここに座ってください｣と言われた。
監督｢Aさんに少しお話したい事がありますのでそこに座ってくれますかね？｣
｢…分かりました。｣
椅子に座ると、監督が口を開いた。
監督｢突然ですが、Aさんは何でマネージャーに選ばれたと思いますか？｣
｢……分かりません。｣
少し間を空け、監督が沈黙を破った。
監督｢イナズマジャパンの中にあなたを愛してくれる人がいるからです。｣
｢……え？｣
監督の思わぬ発言に私は耳を疑った。
監督｢私はあなたが男性恐怖症なのを知っています。ですが彼なら、あなたの事をとても大事にしてくれるでしょう。｣
｢…誰なんですか？｣
監督｢いずれ分かりますよ〜♪ふぉーほほほほ！｣
▼
監督との話しを終えた後、明日に備えて、ボール磨きをしていた。
さっき言ってた監督の言葉が過る。
イナズマジャパンの中に私を愛してくれる人がいる。
…そんな人、いるわけないよ。
私みたいな人間が。
そんな都合の良いことが起こるわけない。
吉良｢おい。｣
｢っ！？｣
振り返ると吉良さんがジャージーのポケットに手を入れながら立っていた。
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ふわもこ(プロフ) - ゆーみやンさん» コメントありがとうございます！最後までこの小説を読んで下さってありがとうございます！今後も楽しいお話が作れるように頑張ります♪誠に感謝です！(^^♪ (2019年11月12日 7時) (
レス) id: 5db886f9a4 (このIDを非表示/違反報告)
ふわもこ(プロフ) - あかりさん» 返信遅くなって申し訳ございません…！2回もコメント下さってありがとうございます！(^^♪ (2019年11月12日 6時) (レス) id: 5db886f9a4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - 完結おめでとうございます!!! ヒロトむっちゃかっこよかったです……！ドキドキしました！！ 短編集も楽しみにしています！お疲れ様でした( *´艸｀) (2019年11月10日 22時) (レス) id: cef1a7a657 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - ヒロト頑張って (2019年10月16日 7時) (レス) id: 8cd13c0c45 (このIDを非表示/違反報告)
ふわもこ(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます！素敵なお言葉が貰えてとても嬉しいです…！今後も楽しい小説が作れるように頑張ります(^^♪ (2019年10月15日 21時) (レス) id: 5db886f9a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわもこ | 作成日時：2019年6月25日 19時
