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今江「……あのっ、」
しばらくして、2階の空き室を借りた自分の部屋にいた末澤の元へ今江がやってきた。
今江「ちょっと、ええ……?」
末澤「え、うん」
今江「あんなぁ、丈の事なんやけど……丈もな、悪気があってああやってるんやないねんか」
末澤「ああやってる、って…?」
今江「だから、その…タイキックとか……」
末澤「あっ、うん……」
今江「丈さ、別に現実が嫌で逃げてきたんやないねん。俺が逃げたのを、追いかけてくれただけやから……その、何て言うんやろ、多分、ずっと退屈やったと思うねんか」
末澤「……どういう意味?」
今江「やから、えーっと…俺が先に夢世界に逃げて、夢現病になってたのを、丈が心配して追いかけてきてくれて……やから、丈、ほら、ここ何もないやん?やから、多分、退屈やったんかなぁって……それで、久々に新しく末が来たから、ああやって馬鹿にしたりタイキックしたりしてるけど、嬉しいんやと思うで……?」
末澤「……」
今江「あの、ごめんなぁ…?いっつも丈が…」
末澤「いや、何で今江が謝んの?」
今江「……?何で、って言われても……幼馴染みやから……?」
末澤「……何か、2人の結束力って凄いんやな」
今江「…うん、だって、ここまで追いかけてきてくれて、自分の人生まで無駄にしてここおるんやもん。丈は。自慢の幼馴染みやで…?」
藤原「……」
真鳥「聞いちゃった聞いちゃった〜♪」
藤原「……っさい」
真鳥「自慢の幼馴染み、やって、よかったやん」
藤原「何やねんあいつ……」
真鳥「顔真っ赤やぞお前」
藤原「黙れ」
真鳥「でも気になるな〜今江に何があったんか、ほんで丈がどうやってここまで追いかけてきたんか」
藤原「その話すんな」
真鳥「……何がそんなに嫌やねん」
藤原「何でもええやろ、関係ないやん…」
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今江柚空(プロフ) - ひよさん» 報告ありがとうございます。でも昨日書きましたようにこの小説が終わるまでは伊織くん出していこうと思います。でも確定情報がなかったんで、本当にありがとうございます。 (2016年10月17日 21時) (レス) id: 79bb6dcd4c (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - いおりん退所してます。 ジャニワの大阪公演の時には辞めていたそうです (2016年10月17日 19時) (レス) id: da223ff563 (このIDを非表示/違反報告)
今江柚空(プロフ) - りゅーちぇーまんさん» そうですね……辞めてないのが1番いいのですが、こちらからはどうする事も出来ませんしね……辞めてないことを祈るしかないですね (2016年10月16日 8時) (レス) id: 79bb6dcd4c (このIDを非表示/違反報告)
りゅーちぇーまん - 伊織君が、辞めたという情報が出ているみたいですが辞めていない事を願いたいです。 (2016年10月15日 21時) (レス) id: 70c38da474 (このIDを非表示/違反報告)
今江柚空(プロフ) - ミルクさん» ありがとうございます!龍太くんの医者は完全に自己満です(笑)研究所に行けば会えるかも知れませんよ……?←大嘘 (2016年10月2日 20時) (レス) id: 79bb6dcd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:今江柚空 | 作成日時:2016年9月23日 8時