惑星の天使 #1

初対面 ページ1

·









『えーっと、、、』



















レッスン室はとってもうるさかった。



















「女の子だ！！！」


「えー何？まさか新しいトレーナーさん？」


「かわいい！！！！！付き合って！！！！！」




























『えこれもうカメラに映ってるんですよね？』


「映ってます！」









いやスタッフさんそんな普通に言われても。

アイドルになるんだよねこの子たち。

付き合って！とか聞こえたけど放送できるのか。



















『2004年生まれ、Aです。

今日から皆さんの管理職をやらせていただきます！

よろしくお願いします！』



















シーン





























『仕事内容としては皆さんの健康管理やメンタル面でのサポートをさせて頂く予定なんですけど、、、』









何このシラケ具合、勘弁してくれ





























「よろしくお願いしまーす！！！！！！！！！！」




『うわあっびっくりした！！！』









ものすごく声の大きい男の子が叫んだ。

それを機に皆もお願いしまーす！と叫んでくれて拍手してくれて、安心した。あの子にあとでお礼言おう



















練習生の体調や精神が心配なので管理してくれる人をつけてほしい、というファンの要望に答えて設置された私だが、カメラに映ったらアンチこないだろうか

絡みは控えめにした方がいいのかな？

でも仕事的には絡まなきゃだし、、、




















「こっちどうぞ！」


『えっ、ありがとうございます！』









私に声をかけてくれたのは、明るい茶髪の肌の白い男の子。確か、、、Gグループのましゅーさん？？









『あの、今からって何を…』


「曲を視聴して自分のやりたい曲を決めるんです！」


『視聴シーンもカメラ回すんですね…！！』


「差し込む用の動画を撮るみたいです。」


『頑張ってください！』


「僕、ソクマシューです。めてゅって呼ばれてます。、、、、、えっと、何てお呼びしたら？」


『Aって呼んでください。
年下なので敬語も外してほしいです！』


「僕の年齢知ってるの？！」


『放送見て、プロフィール確認してきました！マシューさんのキルディスラブとても素敵でした。』


「ありがとう！すごいね〜」



















めてゅさんは今日から私の推しとする。

撮影が始まるまで、私の皆さんへの挨拶の時間にしてもらえるみたいだから他の人とも話してみようかな









·

KTL会合→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す